クレジットカード現金化サイトを見ると、どのサイトも当たり前のように還元率98%というような高い換金率が表示されています。
これを信じて換金を依頼すると実際の換金率を見て愕然とするでしょう。
現金化業者全体でこのような誇大表記をする風潮が昔からあります。優良サイト、悪質サイトに関わらずそういう風土があります。
まずはじめに書いておきますが、実際に98%という換金率は絶対に存在しません。
それじゃあいったい何が本当の数字なのかを大公開します。ちなみに当サイトスタッフの中には以前現金化業者として仕事をしていた経験者が多数在籍しておりその道の専門家でもありますので、業界の本当の真実をお伝えできるのです。
クレジットカード現金化業者にも払うべき手数料や経費があるという事を忘れてはいけません。
98%も還元した残りの2%程度の手数料では、どんな商売もやっていけないのは一目瞭然です。
その辺をしっかり理解すればおのずと真実の換金率が見えてくるのではないでしょうか。
それでは、業者が掛かる手数料とはどんなものなのでしょうか。
クレジットカード会社に払う手数料
クレジットカード現金化サイトには換金率が表示されています。
大体の業者が96~98%という高い数字を表示していることがありますが、現実にこんな高い換金率で現金化をすることはできません。
なぜなら、利用者が決済する決済ラインは、信販(クレジットカード)会社に対して手数料が掛かるのです。
この手数料が信販会社の売上です。
大手のお店やだ規模な通販会社等であれば決済手数料率は3%程度で済みますが、中小企業は規模も小さくリスクもあるため決済手数料率が5~10%程度に設定されております。もちろん業種によっても異なりますが。
そのため、現金化業者が例えば5%程度の手数料で契約できたとしても、少なくとも95%の換金率が限度です。いや、95%ではむしろ何も経費が払えないため、そもそもこれでも大赤字です。
そのため絶対に98%などというとんでもない数字はいくら高額な利用だとしても絶対に不可能なのです。
現金化の仕組み
クレジットカード現金化には二つのパターンがあります。
一つは、商品を買い取る【買取方式】と、もう一つは購入した商品にキャッシュバックをする【キャッシュバック方式】です。
いずれの方法も「商品を購入する」ことが必要で、この決済方法としてクレジットカードを利用しています。
商品買取の場合は、別のお店で「販売」した商品を買取ります。
キャッシュバックの場合は、現金化業者が商品を販売し、それに対し換金率相当額の「キャッシュバック」を支払います。
どちらの場合もクレジットカードの決済が必要なので、必ず信販会社への手数料が発生します。
業者が信販会社に払う手数料は平均7%前後
先ほど述べたように信販会社の手数料率は5~10%割程度です。
信販会社は、お店を利用したお客さんの商品購入代金を立替払することが仕事です。
しかし、肝心なお店が万が一倒産するとお客さんから代金回収ができない可能性があります。
このようなリスクがあるため、手数料率を10%程度まで挙げているケースがあるのです。
だから基本的に90%以上の換金率はあり得ない
クレジットカード現金化業者は、信販会社と決済をする契約を結んでいます。
しかし、まさか「現金化業者です」とは言えませんので、何らかの「別のお店」として登録しています。※良くあるのは数珠や価値のない石やアクセサリーを販売する通販サイトとして契約しております。
ただ、信販会社はこの手のお店は「リスクが高い」と判断するのは当然であり、手数料率が高くなるのは当然でしょう。
つまり絶対に5~7%は取られてしまうので、換金率が90%以上ということ自体かなり無理があるのです。
現金化業者も慈善事業ではない
例えば10万円の決済に対して98%(9万8千円)を還元したとしましょう。
業者の手元に残るのは2千円です。
そこから決済手数料5%(5千円)を信販会社に払うと、業者は3千円の赤字です。
こんな商売誰がしますか?現金化業者は慈善事業じゃないので、こんなばかな還元をする業者はありえないという事を理解しておきましょう。
更にいえば、当然自分の手取収入は必要です。
98%程度の換金率を表示している業者が、実際の換金率を80%と提示してきても何ら不思議ではないという事です。
本当の換金率はいくらなのか!?
では、クレジットカード現金化業者の換金率とは一体どの程度なのでしょうか。
これはクレジットカード現金化業者によってマチマチなので一概に言えません。
業者によってかなりバラつきがあります。
実際に90%以上で還元している超薄利多売の優良サイトもあります。
実際に業者の分布をまとめるとこんな感じです
- ごくごく一部の超優良店:90~93%
- 一般的な優良サイト:85%前後
- 平均的なサイト:70~80%
- 悪質なサイト:60~65%前後
このような振り分けになりますが、大体が平均的なサイトの70~80%という間で商売しております。
意外と薄利な現金化業者
クレジットカード現金化業者は、自分の「売上代金」から信販会社に5%取られ、95%しか入金されません。
このうち、現金化を依頼した「顧客」に対してどの程度渡すかが「換金率」になります。
計算式で示すと…
振り込まれる金額=
クレジットカードの決済代金-信販会社手数料-業者手数料-振込手数料
となります。
例えば、80%で還元している業者がいるとします。
10万円の決済で利用者には8万円を振り込みます。
すると業者の残りは2万円となり、そこから5%(5千円)をカード会社に支払います。
手元には1万5千円が残るので、粗利15%です。
やっぱりそこそこ儲かってるじゃん!と思ったら大間違いです。
そこから人件費や家賃や通信費などを賄わなければなりません。
そして実は何よりも業者にとってネックなのが「広告費」なのです。
実は業者は一件の利用者を獲得するのに1万~3万円以上というとんでもない費用を掛けているのです。
間をとっても1件2万円ですよ。
分かりますか?80%還元で1万5千が手元に残っても、2万円の広告費を払ったら5千円のマイナスです。
まだまだ赤字の中です。
だから実際には70%くらいの還元率ではじめて「トントン」といったところなんです。それも10万円の決済で。
それじゃあ80%や90%で還元している優良店はずっと赤字なのか?
ずっと赤字という訳ではありません。
確かに苦しいかもしれませんが、出来るだけ高額還元してリピーターになってもらう事によって、利益へ繋いでいるのです。
一般的なお店は出来るだけ単月で利益が出るように還元率を低くしておりますが、優良店は単月は赤字でも来月、再来月とまた利用してくれれば利益が出るように計算しているのです。
これが優良店と、一般店の大きな違いです。利用者にとってはどちらが良いかは一目瞭然ですね。
悪徳業者はまだまだ沢山存在する
もっとも「悪徳業者」と言われるクレジットカード現金化業者は、やはり利益を追求するためこの手数料をかなり高くしています。
こうした業者は利用者から40%くらい抜こうとします。
中には50%としているような悪どい業者もあり、依頼者の手元には決済額の半分しか振り込まれません。
そのため口コミサイトでの評判は「極悪」です。
この手のサイトは「新規」出店ですが、お客が来なくなり閉店します。
しかし、しばらくするとすぐに「リニューアル」して新規にクレジットカード現金化業者としてデビューするのです。
使うなら80%以上は絶対条件
クレジットカード現金化の優良業者と言われるボーダーラインは、換金率が80%程度と言われる理由はここまで述べた通りです。
利用者としては一見すると20%も引かれてしまうと、決して優良店とは言い難いところなのですが、実情を考えた時に、信販会社からの手数料や人件費広告費など差し引いても、利用者の手元には残りの80%の現金を振り込んでくれるというわけです。
この辺は利用者としても理解が必要ですね。
ただ、90%以上で還元してくれる業者も少なからず存在しているので、本当の優良店と呼べるお店もしっかりあります。
口コミ記事の信頼性について
クレジットカード現金化業者についての口コミサイトがいくつか存在します。
口コミサイトも現金化業者の数字と同様、全て鵜呑みにしてはいけません。
中には「フェイクサイト」だってあるのです。
ただ、クレジットカード現金化業者の評判を載せている「優良サイト」であっても、スポンサーがいなければサイト自体が成立しないことは確かです。
スポンサーは当然クレジットカード現金化業者なので、サイトに載っているバナー広告の業者をあまりに推奨するようなサイトは信用しない方がいいでしょう。
いくつか比較しよう
ただ、初めてクレジットカード現金化業者の口コミサイトを探す人にとって、どの口コミサイトが信用できるかはわかりません。
信用できる口コミサイトを探す一つの方法として、複数のサイトを比較することが挙げられます。
いくつかのサイトを見て、どのサイトでも評判が良ければ、そのクレジットカード現金化業者は信用できると言えるでしょう。
また、いくつものサイトでは評判がいいのに、妙にその業者をこき下ろしているような口コミサイトも注意が必要です。
「御用達口コミサイト」に気を付けよう
また、一つのクレジットカード現金化業者だけを評価しているような口コミサイトも信用できないことは言うまでありません。
それらは恐らく現金化業者自体が管理運営している専用の口コミサイトだからです。
ただ、クレジットカード現金化のことをよく知らない人がこのようなサイトを見ると、簡単に信用してしまうこともあるでしょう。
クレジットカード現金化業者は一つだけではありませんし、信用できる優良業者も決して一つだけではないことは知っておいた方がいいでしょう。
書き込みが多ければ手数料率は信用できる
このようにして信用できる口コミサイトを見付けたら、そこで手数料率を探せばある程度の信用度があります。
クレジットカード現金化を利用する人が、最初に気にするのは手数料です。
自分が決済した金額のうち、何割が振り込まれるのかは一番気になるでしょう。
このようなサイトで情報収集すれば安心して、クレジットカード現金化を依頼することができるのではないでしょうか。
業者サイト内の口コミは無視すること
クレジットカード現金化業者のサイトの中に口コミサイトが乗っていることがあります。
「利用者の声」なんてコーナーです。
ちょっと考えてみればわかるでしょうが、この手の「口コミサイト」は全く信用できません。
どことなく「利用者の口コミっぽく」見える書き込みがされていますが、サイトにとって不都合な話が載っているはずがないのです。
ここまで読めばもう騙されない!
このようにクレジットカード現金化業者を利用する際には、ある程度の予備知識が必要です。
その上で本当の手数料率を知る事が出来るのです。
何も知らないままクレジットカード現金化を依頼すると、悪徳業者の被害を受けても「こんなものか」と妙に納得してしまうかもしれません。
しかし、「業界の相場」を知っていればサイトの表示がおかしいとわかるでしょうし、換金率が低すぎるからと断ることもできます。
手数料率は20%以上は引かれる
まず知っておくべきことは、クレジットカード現金化業者に持って行かれる平均手数料率は20%以上であることです。
ここまで読んでいただければこのことはすぐわかるでしょう。
つまり、98%などという換金率を掲げているクレジットカード現金化業者は怪しいと思うべきなのです。
振込が早いのは当然
クレジットカード現金化業者は振込スピードの速さを競っています。
たいてい決済終了後、10分程度すれば自分の口座に振り込まれるはずです。
最近は業者と同じネット銀行に口座を持っていれば、平日午後3時以降でも振込ができると表示している業者もあります。
この場合であっても振込スピードが速いのは当然です。
クレジットカードの決済が通れば、後日入金されることは確実ですから、すぐに支払うことは当然なのです。
手数料を下げたければ優良店を探すか自力行うか
もっとも、2割以上の手数料が負担になると考えている人もいらっしゃるでしょう。
そのような人はクレジットカード現金化業者を使うのではなく、自分でクレジットカード現金化をすることをお勧めします。
ただ、自分でクレジットカード現金化をして換金率を上げようとすると金券を使うしかありませんが、新感性回数券のように信販会社が警戒していることもあります。
ヴィトンなどのブランドバッグであれば換金率は高いのですが、実際に買取依頼をすると自分の支払額と買取額に3割程度の差が生じることがあります。
それならいっそのことクレジットカード現金化業者に依頼した方がいいのではないでしょうか。
情報収集が大切
どんなことでもそうですが、情報収集は大切です。
クレジットカード現金化をする際、自分でやるか、業者に任せるかはその日との判断でしょう。
しかし、どちらの方法であっても業者の情報や信販会社の警戒度などを情報収集することは必須です。
どちらかといえばクレジットカード現金化業者を頼ったほうが安全パイだと言えそうです。
リスクが高いことは知っておこう
もっとも、クレジットカード現金化はリスクがあることも確かです。
なぜなら、自分が手にする現金の額と、信販会社から請求される金額に最低でも2割の差があるからです。
つまり自分が10万円を手にするためには、クレジットカード現金化業者で最低でも12万5千円の決済をしなければいけません。
差額の2万5千円をどうやって調達するかが問題になります。
手数料率2割ということは…
このように手数料率2割ということは、実際に手にする金額の125%を決済しないといけないことを意味します。
クレジットカードの請求日までにそれだけの金額を手にすることができればいいのですが、往々にして資金調達のアテがないことが多いのです。
クレジットカード現金化をする時は資金繰りの危機でしょうから、後のことを考えている余裕はないでしょう。
しかし、資金繰りを解決したら今度は支払のことを考えなければいけません。
2か月後に支払期限が到来する
ただ、クレジットカードの請求日は締日を最大限使ったとしても2か月が限度です。
2か月後に支払期限が到来するということは、それまでに資金調達しないと支払不能となってしまいます。
クレジットカード現金化をすることで支払が苦しくなり、債務整理に追い込まれる人もいらっしゃるようですが、規約違反が原因なので対応は冷たいです。
支払不能になってしまうと、信用情報機関に登録されるメデメリットもあります。
このことは知っておくべきでしょう。
ボーナス払いを使う方法
こんなリスクを少しでも下げる方法の一つにボーナス払いを利用する方法が挙げられます。
もちろんクレジットカード現金化業者でボーナス払いは使えません。
自分でクレジットカード現金化をする際に使うのです。
百貨店でヴィトンのバッグを買ったり、大手家電量販店で一眼レフカメラを買ったりするとボーナス払いが使えます。
ボーナス払いを使うことで支払期限は半年以上先にすることもできるので、資金確保ができる可能性が高まるのです。
こんな方法もあることも知っておいて損はありません。
クレジットカード現金化をする際に現金化業者を利用する人が多いでしょう。
下手にブランドバッグなどを換金するより換金率は高いからです。
ただ、それでも振り込まれるのは決済額の8割程度に過ぎません。
支払日に慌てないように準備が必要です。
ブランドバッグをポーナス払いで購入することで支払期限を延ばすのも一つの方法かもしれません。
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