クレジットカード現金化はなぜ違法なのか!合法にできる方法はある?

クレジットカード現金化が違法だと言われることがあります。

信販会社との規約では購入した商品の転売は禁止です。
しかし、法律に違反しているわけではありません。

ただ、現金化で逮捕されている事例もあります。
どうして逮捕されたのでしょうか。

クレジットカード現金化は問題(違法)なのか?

逮捕事例

今から3年前、2016年3月に東京上野でクレジットカード現金化業者が逮捕されました。
逮捕理由は「貸金業法違反」です。
つまり、ヤミ金だというわけですね。

ではどうしてクレジットカード現金化業者がヤミ金になってしまうのでしょうか。

現金化のしくみ

クレジットカード現金化をする人はお金に困っている人です。
カードのショッピング枠を使って現金を調達しようとしています。

実際にクレジットカード現金化はカードをスキャンするだけでできます。
信販会社から手数料を引いた後の資金が振り込まれるからです。
後で「利用明細票」を送れば問題ありません。

資金が振り込まれることがわかっているので、決済ができれば振込をしてくれます。
現金化を申し込んだ人は現金が手元に来るので一安心です。

クレジットカード現金化業者は後で信販会社から文句を言われないように対策します。
「モノを売った」ことと「キャッシュバックをした」ことを証拠として残しているのです。

だから表面上は普通の物品販売にしか見えません。
信販会社も文句を言いようがありませんし、利用額が伸びればそれでいいのです。

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お金を借りているのと同じ

ただ、この一連の仕組みはお金を貸している事と同じです。
貸しているのは現金化業者で、カード会社から返済してもらっているに過ぎません。
また、利用者はカード会社に支払うことで一連の「取引」は完了します。

手数料という名目で決済額の2割から3割を引いているのが利息です。
返済も信販会社を経由しているだけで、実質的には現金化業者に返済しています。

売買を装っている

最近はクレジットカード現金化業者の逮捕事例を聞きません。
警察もあまり動いていないようです。
現金化業者よりカード詐欺の方を重視しているのかもしれません。

ただ、クレジットカード現金化業者も気を遣っています。
キャッシュバック方式であれば、業者と店舗を完全に分けるでしょう。
契約書なども作成しているかもしれません。

上手に売買を装って現金化を実行しているのです。
クレジットカード現金化はグレーゾーンと言われています。
うまくやれば問題は生じません。

実際はどうなのか

では、具体的にクレジットカード現金化はどのように行われているのでしょうか。

キャッシュバック方式が多い理由

クレジットカート現金化業者はキャッシュバック方式が多いです。
たまに買取方式の現金化業者もいますが、買取店と比較されてしまい不利でしょう。

キャッシュバック方式のクレジットカード現金化業者は安全だと言われます。
先ほど述べたように商品販売だと装うことが難しくないからです。

確かにお店を2つもつことが必要なので面倒でしょう。
しかし、ネット上の店舗なのでサイトを2つ作るだけとも言えます。
意外と簡単なのです。

また、キャッシュバック方式のクレジットカード現金化業者は振込が早いです。
クレジットカードが決済されたことを確認したらすぐ振込ができます。
現実には自分でカード決済をしているのですから決済確認が早いのは当然です。

振込が早ければ利用者も喜びます。

「顧客サービス」と「合法性確保」の一石二鳥です。

買取方式の是非

では、買取方式のクレジットカード現金化業者は違法なのでしょうか。

冒頭の逮捕事例は、現金化業者が販売と買取を一緒にやっていました。
そのため「偽装」とすぐ指摘されたのです。

販売も買取も偽装であれば、残った事実は「お金を渡しているだけ」に過ぎません。
クレジットカード決済という債務に対し、7割程度のお金を渡したのですから貸付ということです。

もっとも、現在の買取店はそんなことをしていません。
「古物商」の届出をしていますから本当の買取です。
こちらも違法と言わることはないでしょう。

買取方式なら買取店の方がいい

もっとも、買取形式の現金化業者は多くありません。
どうしても買取店と比べられてしまうからです。
そのため「まとも」なクレジットカード現金化業者はキッャシュバック方式でしょう。

では現在ある買取店はどんな業者なのでしょうか。

買取形式の現金化業者は利用者に「買ってくるもの」を指示します。
amazonギフト券や新幹線回数券です。
店舗型の現金化業者であれば新幹線回数券を指示するでしょう。

ただ、ちょっと考えてください。
わざわざ現金化業者に持って行く必要はありません。

金券ショップなどに「自分で持って行った方が有利」なのです。

また、クレジットカード支払で新幹線回数券やamazonギフト券を購入することはリスクがあることも忘れてはいけません。

現金化は合法化であるが・・・

このようにクレジットカード現金化業者は合法です。
少なくとも業者が逮捕されるようなことはありません。

更に、利用者が逮捕されるようなことは考えられないでしょう。

逮捕された業者は「貸金業法違反」で逮捕されています。
ただ、この「罪」は貸した側だけであり利用者は罪に問われません。

キャッシュバック方式なら合法に近い

キャッシュバック方式のクレジットカード現金化は殆ど合法と言っていいでしょう。
買取方式の現金化業者も同様です。

ただ、ネット上では現金化のことを「詐欺」だと述べられていることもあります。
もっとも、詐欺と指摘するためには「誰かを騙す」ことが必要です。
そして、不法行為をすることも必要でしょう。

しかし、クレジットカード現金化で誰かが被害を受けているわけではありません。
信販会社も決済ができるため被害とは言えないでしょう。
利用者が支払不能になるのは別問題です。

つまり、違法だと問える理由はどこにもありません。

信販会社の規約違反は間違いない

もっとも、信販会社との規約違反はあるでしょう。
違法かどうかより、こちらの方を心配する必要があります。
なぜなら規約違反がバレるとカード利用を止められてしまうからです。

信販会社では規約で購入した商品の転売を禁止しています。
買取形式のクレジットカード現金化業者が危険だと言われる理由はこれです。

もっとも、キャッシュバック方式の現金化業者ならこの問題は生じません。
信販会社も規約違反だと言う理由がないからです。

amazonとの規約違反にもなる

同様に規約違反を気にしなければいけないのはamazonも同様です。
amazonはamazonギフト券を転売することを禁止しています。
バレるとアカウントを止めてしまうので怖いです。

クレジットカード現金化の方法としてamazonギフト券が脚光を浴びています。
しかし、こんなリスクがあることは知っておいた方がいいでしょう。

まとめ

クレジットカード現金化は一歩間違うと貸金業違反に問われます。

ただ、ほとんどのクレジットカード現金化業者は対策をしているので心配無用です。

もっとも、買取方式の現金化は信販会社との規約違反になります。
また、amazonギフト券を使った場合はamazonとの規約違反にも問われるのです。

もっとも、キャッシュバック方式の現金化なら心配いりません。

このようにクレジットカード現金化で逮捕されるようなことは考えにくいです。
利用者が逮捕される可能性はゼロと考えていいでしょう。

キャッシュバック方式の現金化業者なら合法と考えて問題ありません。

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