iTunesカードをヤフオクやメルカリで売買した時のトラブルとは

iTunesカードは高く売る事ができるため、現金化できる金券として非常に人気が高いです。

逆に、買う方としても現金化目的の人たちが安く出品するため、iTunesカードをほしい人は公式サイトで買うよりオークションやフリマアプリで買う事が当たり前になってきました。

そんな売る方も買う方もWin Winな取引ですが、実は大きなデメリットやトラブルが潜んでいることご存じでしょうか。実際に両方のメリットとデメリットを検証してみました。

itunesカードを買った時のトラブルやデメリット

まずフリマアプリやヤフオクなどのでiTunesカードを買うメリットは割引されているという事だけです。

何よりも安く買う事が最大のメリットですので、これだけでメリットは十分なのですが、実はここにもデメリットが潜んでます。

本当にお得なのか?

実際にヤフオクで売られているiTunesカードの出品を見てみましょう。

ヤフオクに出品されているitunesカード

10,000円のiTunesカードが9,500円だったり、5,000円のものが4,700円だったりと大体5%くらい割引で出品されてます。

まぁ普通に買うよりも確かに安いのでお得じゃんと思うかもしれませんが、ここに大きなデメリットがあります。

iTunesカードは公式サイトでも安く買える!

これです。iTunesカードは結構色んなキャンペーンをやってたります。

初回10~20%割引や、増量キャンペーンというものを大々的に行っているのです。

ドコモやau、ソフトバンクのキャリア決済でも買えて更に10%オフなんて当たり前で購入できるのに、わざわざ4、5%引きのオークションで買うメリットはありません。

実施に各キャリアの公式サイトを見てみてください。

全て10%オフで売ってます。いずれも初回に限りますが、まずはここで安く買う事が最もおススメの方法です。

App Store & itunesギフトカード10%オフキャンペーン

この他にも家電量販店やコンビニなどでは《増量キャンペーン》をいうものをよくやってます。

増量キャンペーンとは【購入した額面の10~20%のボーナスコードがもらえるキャンペーン】です。

要は1万円のギフトカードを買ったら、11,000円や12,000円分のiTunesカードが手に入るという事です。

ヨドバシカメラや、ヤマダ電機、セブンイレブンなどいたるところでこうしたキャンペーンを行っておりますので、ますますオークションで買う必要がありませんね。

出品者とトラブルになるケースがある

オークションやフリマアプリで購入したiTunesカードが、実は使えなかったなんてトラブルも少なくありません。

ただ、メルカリやラクマなどはちゃんと取引が成立しないと出品者へ支払いがされないような仕組みになっているので、詐欺のような出品者がいても実際に支払いしないで済みますので、このトラブルケースはほぼなくなりました。

以前のヤフオクは購入者側の先払いだったので、こうした詐欺出品に騙される人が多発しておりましたが、今はヤフオクもメルカリのような取引成立後の方式になったので詐欺ケースはなくなりました。

アカウント停止の可能性

特にメルカリやラクマなどのフリマアプリでは金券類の販売に厳しい規制が掛かっております。

そのため、iTunesカードの出品はほぼ見かけることがありません。

そんなメルカリやラクマでも、ごく稀に監視の目をかいくぐって出品されていることがありますが、これを買ってしまうと購入者側もアカウント停止などのリスクがあります。

iTunesカードを売った時(現金化)のトラブルやデメリット

基本的にヤフオクやメリカりなどは出品手数料が掛かります。

例え高く売れても、そこから出品手数料を惹かれると実際に手元に入ってくる金額は変わります。

まずはこの辺の計算をしっかりしなければなりません。

出品者は少しでも高く売ろうと価格を設定したいところですが、さすがにほぼ売せん。

ヤフオクで売るには最低でも10%は安くしないと中々売れません。

1万円のカードなら9千円くらいで出品すればある程度は売れます。それよりも高い以外は中々売れる気配がありません。

それなら買取サイトで売るより全然高いじゃん!と思うかもしれませんが、ここからが自分で売る場合の注意点です。

iTunesカード買取店【換金率ランキング】一番高く現金化する方法

手数料が掛かるデメリット

売却サイト手数料規制
ヤフオク
  • P会員:8.8%
  • P非会員:10%
緩い
メルカリ
  • 10%
厳しい
ラクマ
  • 3.85%
厳しい
ジモティ
  • 0%
緩い

表をみれば分かりますが、ヤフオクで90%で売れたとしてもそこから8.8%~10%の手数料を取られてしまいます。

▼1万円のiTunesカードが9千円で売れた場合

9,000円 -(9,000× 8.8%)=8,208円が実質の売れた金額です。

表面的には高く売れたように感じますが、手数料を差し引くとかなり低くなります。

これならやはり買取サイトで換金した方が割が良いですね。

それなら手数料の安いラクマや、無料ジモティーで売ればいいじゃんと思うかもしれませんがデメリットがあります。

アカウント停止と売上金凍結

  • ラクマ・メルカリ金券系の出品がかなり厳しく規制されているため通報された場合アカウント停止や売上凍結などの処分を下されることがあります。
  • ジモティーそもそも格安や無料で買うようなユーザーしかいないので、まず売れることはない。

それ以外にもフリマやオークションでは様々なデメリットがあります。

メルカリなどは既に【itunesカード】で検索してもほぼHITしません。厳しい監視があるためいまでは出品する人はほぼ皆無です。

仮に出品できたとしてもタイミングが悪ければ、アカウント停止及び売上金の全てを凍結される可能性が高いです。

ヤフオクもそれなりの規制がありますが、かなり緩めなので結局のところ自分で売る場合はヤフオクくらいしかありません。

現金が手元に来るまで時間が掛かる

ヤフオクでiTunesカードを出品してもいつ売れるか分かりません。

格安で出品すればすぐに売れるでしょうが、公式サイトでも10%オフキャンペーンなどで安く買えるため多少知識がある人はヤフオクなんて個人が出品している金券を買いません。

結局のところ買い手が少ないため、早く売るには安くするしかないのです。

現金をすぐに欲しい人には全く向いてませんね。

買取サイトなど業者に頼めば、1時間ほどで現金化することが出来るので手間や換金率を考えてもやはり自分で売るメリットは一つもありません。

出品者が騙されるトラブル

記事中に、以前は買ったiTunesカードが使えなくてお金を騙し取られたなんてトラブルケースが多発してましたが、今のトラブルは逆です。

買ったitunesカードが使えなかったとウソをつかれて、支払い拒否されるトラブルがあるのです。

ヤフオクの現在の取引成立後の支払いシステムがそれを可能にしてしまうのです。

実際に商品が届いて受け取り連絡をしなければ出品者にお金が入りません。

これを逆手にとって、カードが無効だったなんて言われた日には泣き寝入りするしかありません。

今までの詐欺は出品者が多かったのに、今では購入者側に騙されるという逆転現象が起きているのです。

まとめ

iTunesカードなどの金券類の個人売買は危険です。

確かにそこまで毎回トラブルだらけなのかというとそれも違います。

ただ、買取サイトなど専門の業者に頼むのと比べると大幅にそのリスクは上がります。

買い手は安さ、売りては高さを求めても実際にはそこまでメリットがないことも分かったと思います。

しっかりした知識を持てば、損のない買い物や取引が可能です!

キャリア決済現金化で使っちゃダメな5社とお勧め厳選3サイト

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