現金化のちょっとしたイメージ

誰でも生きていれば一度は金欠という状況に陥った事があるでしょう。
そして今の時代もう何割の人がクレジットカードを持っているのでしょうか。
もう九割を越えると思います。
なのでクレジットカード枠を現金化にできたらいいのにというのはもう必然的な願いや希望となって当然現れる訳です。

■まず第一段階での行動

金欠になった場合様々な方法で給料日まで乗り切るすべを皆様持っていると思いますが、その中の方法の一つに買い物をクレジットカードでするという凌ぎ方法をしている方も多いのではないでしょうか。
クレジットカードは買い物をスムーズに行う方法でもありますが、本来の目的は持ち合わせが無い時や給料日までピンチの時の利用が圧倒的に多いはずです。
だからクレジットカードはここまで規模を広大できたのです。

今から20年くらい前までは、今ほどクレジットカードが市場に出回っていなかったと思います。
店に行ってもクレジットカードが使用できない所も多く、使用できたとしても店員自体も中々決済した事が無く時間がかかっていたという状況から今ではクレジットカードのみのお支払いとなります。
という所まで出てきているのです。
クレジットカード会社はポイント制等をアピールしてカードを作成して貰う事に力を入れ、消費者もその場の雰囲気でカードを作成し、一度使用してみて便利な事に気づきお得意様になっていくといのが一連の流れでしょう。
そしてそうこうしてクレジットカードの使用方法を熟知した頃にお金に困る様な事が起きるのです。

 

■クレジットカードにはキャッシング機能が付いています

クレジットカードを熟知している方はカードに付いているキャッシング機能というのを知っていると思います。
決められた金額内ならいつでもお金を審査無しで借りる事ができるというシステムです。
勿論銀行等とは違い金利も割高となっているのですが、普段から使用しているクレジットカードなのでどうしてもキャッシングといえども敷居が低くなってしまうのが現実です。

ですが、キャッシングだけでは解決しない時もあるのです。
それが限度額というものです。
勿論クレジットカード会社によってショッピング枠とキャッシング枠の限度額が一緒という所もあるのかもしれませんが、一般的にはショッピング枠とキャッシング枠の金額は同じではありません。
ショッピングが100万円ならキャッシング枠は50万~70万というのが相場です。
クレジット会社からしたら変なリスクは極力抑えたいのです。
やはりお金を借りるという状況自体を芳しく思っていないのが正直な所です。
なのでお金を沢山貸してしまい、万が一返済してくれなかったらという不安があるのです。
なので高額になる前に抑えようというのが狙いとしてあるのです。

 

■キャッシングで足りない場合に思う事

人間生きていればどんな時にお金が必要になるのかが分かりません。
急遽親を介護しなくてはいけない時、仕事を首になった時、仕事でトラブルを起こしてしまった時、ギャンブルで借金を作ってしまった時、どうしても欲しい資格がある時、車が壊れてしまった時、等生きていれば様々なトラブルに遭遇します。

そして節約以前にこれは払わないといけないという金額が無い時、初めて借金等の考えが始まります。
背に腹は変えられないという状況です。
こういう時に役に立つのが、クレジットカードの現金化です。
これは上記で書きましたショッピング枠の残りを現金化するという方法です。

もし、キャッシングで限界まで借りていてお金をもう借りられなくても、この制度を利用すれば残りのショッピング枠でお金を借りるというよりも買う事ができるのです。
あまり公にされている制度では無いので、イメージや不安があると思います。
ですが、切羽詰まった時に銀行等に審査を申し込んで待っていられる状況では無いので本当に急いでいる時等にはとても役に立つ制度だと思います。

 

■この制度をもっと前向きに行うべき

今現在クレジットカードの現金化のイメージはあまり良くないと思います。
以前似たような事といいますか、引越しの際に不動産屋さんから初期費用を全てクレジットカード払いにして頂いた時なのですが、私はこの様な制度は初期費用が理由で引越しをできない人にとっては救世主になると思い、これはもっと大きく宣伝するべきでは?と伝えた所、あまり公にできないんですよね。
と言葉を濁しておりました。

法律違反なんですか?とお聞きしたら、いえ違反では無いんですけど・・・
と困っておりました。
やはりイメージが悪いのです。
確かに便利な制度だと思いますが、これを全面に出してしまった時に消費者からは良いイメージだけで無く、マイナスのイメージも確かに持たれてしまうのが現実だと思います。
只、とても緊迫した状況下でどうしてもお金が必要な時はやはり生きていれば一度はあると思います。

なので国からももっと積極的にこの制度を宣伝しても良いのでは?と思います。
現に今はクレジットカードの支払い方法も豊富で、高額な商品を購入した時もリボ払いや分割払いで月々の負担を少なくする方法もあります。
なのでショッピング枠を全て現金化にしてもいきなり返済できなくなるというトラブルもそこまで多くないのではないでしょうか。
制度を上手く作れば、これはある意味日本の活性化にも繋がるのではないでしょうか?

現金では手が出ないものをカードで買い、それがしっかりと返済されれば経済は良い方向に回るはずです。
お金が必要でショッピング枠を現金化して、そのお金が経済に回り日本を活性化し、返済もしっかりと行えばタンスの中にお金をしまっておくという事も防げ、市場にお金が出回るので今の日本にとってはとても良い方法なのではないかと考えます。

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