クレジットカード現金化に優良店は存在しない5つの理由

クレジットカード現金化をする際に一番大切なポイントは業者選びです。

そのため、クレジットカード現金化業者の口コミサイトや評価の確認が大切と言われています。
ただ、先に結論から言ってしまえば、本当の優良店というものはクレジットカード現金化業者に存在しません。
今日はその大きな5つの理由をお伝えしたいと思います。

これを読んでいかにクレジットカード現金化がリスクがあるかという事を認識しましょう

1、換金率が低い

換金率が低い

クレジットカード現金化をする上で換金率の高い優良店探しは欠かせないと言われます。
未だに悪徳業者も多く存在しますので、口コミ等のチェックは欠かせません。

口コミサイトで悪徳業者を避けることは確かに必要です。

クレジットカード現金化詐欺業者はまだ存在する!こんな業者に要注意

しかし、逆に口コミサイトの評判がいいから「優良」かと言われれば、それはそれで少し疑問があります。
多少のリスクはありますが、amazonギフト券や新幹線回数券などを換金すれば、クレジットカード現金化業者より有利に換金できるからです。

確実に【90%】以上でクレジットカード現金化する方法

新幹線回数券で現金化は絶対にダメ!カード停止と詐欺リスク

80%ならまだマシな業者

クレジットカード現金化業者の換金率は80%が基準です。

正直言って今全国の現金化業者の大半が80%以下の換金率です。そのため80%以上の換金率を提示してくれる業者は大分マシといった状況です。

これは、現金化の仕組みから考えれば当然の話であり、もっと高い換金率を望んでも現実には難しいのです。

クレジットカード現金化は、クレジットカードで商品を購入し、キャッシュバックの形で換金するものです。
この際、現金化業者はカード会社から代金を回収するにあたり、5%前後の手数料を徴収されます。

業者の取り分も必要であることを考えれば、80%が一つの目安になるのです。

90%以上の換金率はほぼあり得ない

こうした事実に対して、現金化業者のサイト上には【換金率98%】などというあり得ない換金率を挙げている業者が多数存在します。ほぼ全ての業者がこのような表示をしております。

しかし、先ほどの話を踏まえて考えれば98%なんて換金率は「不可能」な数字であることは間違いありません。

これはあくまででも利用者の目を引くためのブラフであり誇大広告です。

毛頭そんな換金率で換金することなど最初から考えていないのです。

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どこかに「嘘」が潜んでいる

このような現金化業者のWEB内容は、どこかに嘘が潜んでいます。
クレジットカード現金化業者のWEBは「嘘換金率」だとも言われますが、信販会社の手数料を考慮しない換金率を挙げていることも少なくありません。

換金率90%とか挙げているクレジットカード現金化業者は、更に10%程度の手数料を引かれて80%となるはずです。

もっとも、98%という数字は根拠がありません。
間違いなく「だましてやろう」とたくらんでいます。

20%も引かれる手数料では「優良」とは言えない

冒頭に「優良」と言うには疑問があると述べました。

確かに最初から換金率80%と言うような業者は「正直」であることは間違いないでしょう。
しかし、最長でも2か月後には支払をしなければいけないクレジットカード現金化です。
2割も手数料を持っていかれて果たして「優良」と言えるでしょうか。

2、リスクのある危険な取引

現金かは危険な取引

クレジットカード現金化行為が信販会社から警戒されていることはご存知でしょうか。

当たり前の話しですが、現金化行為はカード会社にとって規約違反だからというのがその理由です。

しかし、クレジットカードの規約違反など多かれ少なかれ誰でもしています。
例えば、クレジットカードで買い物をした商品の転売は禁止されていますが、「せどり」と呼ばれる仕事は正にこれに該当するのです。

しかし、せどりを信販会社が取り締まっているという話は聞きません。
これに対し、クレジットカード現金化に対しては厳しく対処しています。

一体どうしてでしょうか。

確かに審査はないけれど…

クレジットカード現金化は、審査がないのでスピーディーに資金調達ができます。
それは既に審査が終わっているショッピング枠を使った「買い物」により、資金調達をしているからでしょう。

つまり、一種の事前審査をしているわけです。
無審査というわけではありません。
そして、現金化によって信用が落ちれば、ショッピング枠は減らされるでしょうし、最悪カードの契約解除もあり得ます。

リスクは自分も負わされる

クレジットカード現金化業者に現金化を依頼すると、面倒なことを全てやってくれると言われます。
ノーリスクとさえ言われることもあるようです。

確かに、自分で新幹線回数券などを買いに行く手間は省けるでしょう。
しかし、万が一見つかった際には業者だけではなく、自分もカード利用ができなくなるリスクを負います。

信販会社は、クレジットカード現金化をかなり警戒しているようです。
支払不能者が続出しているからでしょう。

そんなリスクからは逃れることができないのです。

支払のリスクは自分だけ

このようなリスクは自分が負うことになります。

特に支払のリスクは、現金化をした日から最長2か月の猶予しかありません。
その間に、自分がクレジットカード現金化で手にした現金の約1.2倍の資金を調達しなければいけないのです。

確かに面倒なことはありませんが、それに見合うリスクは発生していることを忘れてはいけないでしょう。

リスクの多い取引なのに「優良」とは言えない

このようにリスクが多い取引なのに、「優良」とは言えないでしょう。
特に支払リスクについては、信販会社が相当問題視しているようで、債務整理を持ちかけてもクレジットカード現金化をしていると相手にしてくれないことがあるようです。

だから「優良店」とは言えないのです。

3、現金化は違法スレスレ?

現金かは違法?合法?

実はクレジットカード現金化は、違法スレスレの取引と言われます。
何の法律に違反しているかといえば「貸金業法」です。

スレスレと書きましたが、過去には逮捕されて有罪判決が出た業者も数社いることから、厳密には違法認定されております。

貸金業法には、最高金利を年20%に留めるとともに、貸付額を他社も含めて年収の3分の1に留めるという規制があります。
2か月後に請求が来るのに、80%程度しか現金を渡さないのですから、金利相当を求めると年120%という数字になるのです。

利用者のリスクは?

前述の通り現金化業者の中には過去数社の逮捕されております。

幸い利用者が逮捕されたことはなく、逮捕の理由が貸金業法である以上、利用者は心配いりません。

ただ、信販会社との規約違反を隠すためにクレジットカード現金化をしているのだから「詐欺罪」が成立するという意見もあります。

実際には詐欺として立件される確率はほぼありませんが、クレジットカードの利用停止などの処罰を受けます。

トラブルが多発している

実際にクレジットカード現金化では問題が多く発生しています。
悪徳業者が「カモ」に対して自由にできるため、非常に低い換金率でしか現金を渡さないのです。

クレジットカード情報だけ取り上げて、振込を全くしないような完全な「詐欺師」は減っているようです。
しかし、50%を切るような換金率や、約束した金額以下しか振り込まない「悪徳業者」がのさばっています。

逮捕されたクレジットカード現金化業者は、余りにも警察などへの苦情が多いため逮捕されたとも言われているようです。

違法スレスレなのに「優良」とは言えない

こんな違法スレスレの取引をしているのに、とても優良店とは言えないでしょう。
もちろん、先ほど述べたように「正直」な業者はいるかもしれません。
しかし、その業者が「優良」であるかどうかは別問題なのです。

4、店舗型が安心とは限らない

クレジットカード現金化をする上で「悪徳業者」を排除する手段として、店舗型の業者を使う方法があると言われることがあります。
しかし、店舗型の業者の中にも「悪徳業者」は存在するのです。

店舗型なら「優良」とか「正直」とは言い切れません。

クレジットカード現金化は店舗型とネット型どっちが良いのか検証してみた

金券を買いに行かされることも

店舗型のクレジットカード現金化業者は主に顧客に金券や商品を買いに行かせ、それを買い取るという方法の業者が結構多いです。

ただ、この場合、金券ショップなどに直接売った方が換金率は当然高く、現金化業者に買い取らせる必要はありません。
このことがわかっていればこのような業者に引っかかることはないでしょう。

いずれにせよ、店舗型のクレジットカード現金化業者が安全とは言い切れません。
もちろん「優良」業者とは言えません。

カード情報を取られるリスク

店舗型ではあまりありませんが、ネット型の現金化業者を利用する際クレジットカード情報を相手に教える必要がある場合があります。

ただ、その情報が現金化をする決済だけに利用される保証はありません。

現金化に伴う支払日は2か月程度後ですが、その時に名前も聞いたことがないような外国でそのカードが使われていることがあるのです。

クレジットカード現金化にはこんな大きなリスクがあります。

値切られても交渉はできない

クレジットカード現金化業者を利用する際には、このようなリスクが存在します。
いったん番号を教えてしまったら、自分より相手の立場が圧倒的に高くなるでしょう。

最初は80%と言われていたのに、後になって「買取商品に傷がある」とか「実は他にも手数料が必要」と言われても文句が言えません。
もし、文句を言っても相手にされません。

相手が見えても話は同じ

結局のところ、店舗型だから相手がわかると安心できないのです。

相手がいるから安心できるというのは、何かあったときに対応できるからというだけの事であり、問題が起きても対処してくれないのであれば意味がありません。

店舗の有無でクレジットカード現金化業者の良し悪しは判断できません。
先ほどから述べているように、結局は「正直」な業者なのかどうかというだけのことに過ぎません。

結局「優良」なクレジットカード現金化業者など存在しないのです。

5、口コミサイトだけでは見分けられない

口コミサイトだけじゃ分からない

このようにクレジットカード現金化業者を口コミサイトなどで確認しても、優良店と言われるお店を探すことは無理があるとわかっていただけたのではないでしょうか。

本当のところは、実際に自分がクレジットカード現金化を依頼しなければわかりません。
また、一度は「正直」であったとしても、次回依頼する際には対応が違っていることもあり得ます。
クレジットカード現金化業者はオーナーが変わることも珍しくないからです。

要するに、口コミサイトの記事は「過去の話」であって現在も同じである保証はありません

資金が振り込まれるまでわからない真実

最終的にクレジットカード現金化業者の換金率は、実際に振り込まれるまでわかりません。
WEBには98%という換金率を掲げていても、実際の換金率は、信販会社の手数料が5~10%、事務取扱手数料が8%という具合に80%に集約されていきます。

そして、実際に振り込まれると振込手数料という名目で千円程度差し引かれることも珍しくないのです。

つまり、真実はお金が自分の口座に振り込まれるまでわかりません。
もちろん、それは「本当に振り込んでくれるか」という話も含めてです。

口だけの換金率

つまり、換金率としてWEBに表示されているレートは、単なる広告宣伝に過ぎません。

換金率の書き方などクレジットカード現金化業者が自由に決めることができます。
なぜなら、公的な指針などあるわけがなく、基準などが決められているわけでもありません。
言い方を変えれば「野放し」なのです。

口だけの換金率と実際のり換金率が一緒であれば「正直な業者」だという業界だということは知っておくべきでしょう。

振り込まれない可能性も

そして、最悪のパターンとして、カード番号を教えたのに資金が振り込まれないこともあるのです。
これは究極の「詐欺サイト」ですが、このような場合もあり得ます。

振り込まれないサイトと比較すれば、悪徳業者であっても「振り込んでくれた」だけでありがたいと思われるかもしれません。
ちょっと首をかしげたくなるような話ですが、資金不足で困り果てている状況下では正常な判断能力は失われていると思ったほうがいいでしょう。

一度詐欺業者に引っ掛かった後に、慌てて別業者に依頼したら悪徳業者だったという笑えないこともあります。
それでも、お金に困っている時にいくらかでも資金が振り込まれれば、それだけで「地獄に仏」と思ってしまいがちなのです。

口コミサイト自体が詐欺サイトかも

そして、気を付けなければいけないのがあてにすべき口コミサイトです。

口コミサイトは一つではなく複数のサイトを確認する必要があります。
一つのサイトで評判がよくても、そのサイトが悪徳業者の運営している口コミサイトの可能性は否定できません。

要するに口コミサイト自体が詐欺サイトであるかもしれません。
複数のサイトをチェックすれば大丈夫でしょうが、こんなこともあるのです。

まとめ

クレジットカード現金化業者の口コミサイトには「優良店」とか「優良業者」という文字がよく出てきます。
しかし、誰が「優良」と判定しているのでしょうか。

確かに「悪徳業者」と非難される業者よりも「マシ」かもしれません。
しかし、「優良」という2文字を信用してしまうと痛い目に遭いかねません。

クレジットカード現金化は危ない取引だということを知った上で資金化することが大切です。

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