目次
三共サービスの概要
会社名 | 株式会社三共サービス |
所在地 | 〒113-0033 東京都文京区本郷1-4-4 水道橋ビル3F |
電話番号 | 0120-43-4140 |
設立 | 平成13年7月 |
即日入金 | 不可 |
手数料 | 5%~(2社間ファクタリング) |
営業時間 | 平日9時~19時 |
個人事業主取扱 | 不可 |
2社間取引 | 〇 |
3社間取引 | 〇 |
三共サービスは、設立が平成13年と歴史があるファクタリング会社です。
他のファクタリング会社に比べると、即日入金ができないデメリットがありますが、その反面手数料水準が低くなっています。
また、三共サービスのメリットとして「ノンリコース契約」が挙げられます。
これは、売掛金回収期間中に万が一得意先が倒産しても、譲渡済みの売掛金について三共サービスから請求されることはない契約のことです。
得意先の倒産などあり得ないと思っている事業主も多いでしょうが、そう思っていても「ある日突然」ということは必ずあります。
三共サービスはそんなリスクを背負ってくれるのです。
即日入金はできません
三共サービスは即日入金ができません。
早くても申込の翌日入金です。
急いでいる時にはアテにならないと思われるかもしれません。
しかし、ちょっと考えてみてください。
資金繰りが悪化しそうだと判断するのはいつでしょうか。
支払資金不足が支払日にならなければわからないような事業主は多くないはずです。
最短「翌日」であっても資金繰りを把握している事業主であれば特に問題はないでしょう。
計画的な資金繰りを
ファクタリング会社では即日入金が当然のように言われています。
確かに早ければ早いほど歓迎でしょう。
しかし、資金繰りをしっかり管理している事業主であれば、支払日に資金が足りないとわかることはないはずです。
緊急事態でなければ翌日でも大丈夫
事業をしていれば、予定していた売掛金の入金が遅れることを経験しているでしょう。
入金日と支払日を同日にしていると対応できません。
そのような緊急事態であれば三共サービスでは対応できないです。
しかし、あらかじめ資金繰りを計画的にしていれば、ある程度の入金遅れには対応できます。
そんな事業主に三共サービスはおすすめです。
緊急事態でなければ翌日以降の入金でも大丈夫ではないでしょうか。
手数料
三共サービスの手数料水準は低めです。
売掛金の内容によって手数料率は変わりますが、5%からという手数料は同業他社より低いと言えます。
低水準の手数料
手数料が低ければ、売掛金譲渡による手取金額が増えます。
ファクタリングの手数料率は2割から3割という高水準なので、100万円の売掛金を譲渡しても振り込まれるのは70万から80万です。
三共サービスは必ずしも売掛金の全額を買い取ってくれません。
しかし、9割の買取であっても手数料率が5%であれば、85万5千円の振込があります。
もちろん買取対象でない1割部分は、売掛金入金の際に三共サービスに返す必要はありません。
ノンリコースの安心感
事業主にとって得意先の倒産は悪夢に等しいでしょう。
あってはいけないし、まずあり得ない事ですが、心のどこかに不安材料が残るのではないでしょうか。
特にファクタリング会社に譲渡した売掛金が貸倒になってしまうと悲劇です。
入金しないのにファクタリング会社に返金しなければいけないからです。
しかし、三共サービスは万が一の際には請求してきません。
売掛金を買い取った以上は、貸倒になっても三共サービスが責任を負ってくれるのです。
この安心感があって手数料が低いのですから、三共サービスはお得と言えるでしょう。
営業時間
三共サービスの営業時間は、朝9時から19時です。
土日祭日は休みです。
電話は19時まで
三共サービスは電話受付が平日の9時から19時と長くはありません。
他のフアクタリング会社に比べれば見劣りします。
しかし、ファクタリングによって調達した資金は銀行口座に振り込まれるはずです。
つまり銀行が開いていない土日祭日に営業をする意味はあまりありません。
同様の理由で、夜遅くまでの営業はしていないのです。
相談は公式WEBから
もっとも、土日祭日や夜間は全く連絡が取れないことはありません。
公式WEBに申込ペーシがあるので、そこから申込や質問をすればいいのです。
翌営業日には回答があるでしょう。
個人事業主も依頼できるか?
三共サービスは個人事業者からの売掛金は買い取ってくれません。
残念ながら法人事業者だけなのです。
法人だけ
他のサイトを見ると三共サービスは個人事業主も取り扱いがいるような記載があります。
しかし、公式WEBを見ると
Q 個人自営業なのですが、利用出来ますか?
A 大変申し訳ございませんが、個人自営業者様は弊社ファクタリングサービスをご利用して頂くことが出来ません。
とあるため、個人事業主は利用できません。
審査のハードルは高めか?
三共サービスは、先ほど述べたように「ノンリコース契約」をしてくれます。
ただ、いざという際には三共サービスが責任を負うことになるため、審査は多少慎重です。
そのため、他のファクタリング会社に比べると審査のハードルは高めと言えるでしょう。
もっとも、審査対象は売掛金だけなので、ファクタリングサービスを利用しようとする事業主の審査ではありません。
税金などの滞納で銀行融資を断られていても、三共サービスなら資金調達の可能性があります。
2社間・3社間の取り扱い
ファクタリングサービスは、2つのパターンがあります。
ただし、事業主と三共サービスの間で契約をして、事業主が売掛金を回収してから三共サービスに支払う2社間ファクタリングが主です。
もう一つの3社間ファクタリングサービスは、三共サービスが直接売掛金を回収しますが、得意先に承諾が必要なので通常使われません。
どちらもOK
もっとも、三共サービスはどちらのファクタリングサービスも対応できます。
そのため、得意先の了解が得られるのであれば3社間ファクタリングも可能です。
もちろん、2社間ファクタリングであれば得意先に内緒でファクタリングサービスを受けることができます。
3社間ができればその方が有利
3社間ファクタリングは面倒ですが、手数料は安くなります。
また、売掛金の回収も三共サービスが代行してくれるので、事業主は手間がかかりません。
3社間ファクタリングが可能であれば利用した方が有利です。
三共サービスのまとめ
三共サービスは即日入金ができず、個人事業者を受け付けてくれません。
しかし、ノンリコース契約という事業者のリスクを排除できる契約をしてくれます。
また、手数料水準も高くありません。
審査は若干厳しい面があり、売掛金の全額を買い取ってくれるとは限りません。
ただ、有利なファクタリング会社です。
資金繰りが厳しくなりそうな予感がしたら、早めに三共サービスに相談してみてはいかがでしょうか。
コメントを残す