騙されないためのクレジットカード現金化とは

クレジットカード現金化は換金率の高い金券をクレジットカード払いで購入し、すぐ換金をしてもらうのが王道だと言われています。一番理想的なことは間違いありません。
しかし、クレジットカード現金化を何度も繰り返す場合、信販会社に警戒される危険性は否定できません。
また、多額のクレジットカード現金化をする場合には、全額金券で実行することは難しいことが多いようです。
クレジットカード現金化で一番人気があると言われるのが新幹線回数券を利用した現金化ですが、JRは信販会社に協力する体制のようなので、多額の回数券購入をクレジットカードで行うと信販会社に確認の電話をする場合があるようです。
そのため、多額のクレジットカード現金化は、金券ばかりを利用するのではなく、購入したブランドバッグなどを換金する方法も考える必要があります。

8割以下の換金率

クレジットカード現金化の方法として、金券の換金ではなく電化製品・カメラ・ブランドバッグを換金する方法もあります。ただし、換金率は高くありません。
これらの商品は、中古品でもさほど値段が下がらないので買取業者が多く営業していますが、このような業者では新品の買取もしています。
ちょっと考えるとどうして新品を換金する人がいるのだろうかと疑問に思う人もいるでしょうが、クレジットカード現金化の手法として利用されているのです。
ちなみに換金率は8割を切っており、必ずしも高いとは言えません。
ただし、大きな金額でクレジットカード現金化をしようとする場合、金券だけで実行するのはかなり無理があります。JRのみどりの窓口はクレジットカード現金だけではなく、不正利用を防止するためにかなり気を使っているようなので、買えない場合もあるようです。
ちょっと換金率は劣りますが、Amazonギフト券を利用する方法も人気です。ただし、こちらもAmazon側のチェックがかかることがあるようで、あまりに大きな金額を換金することはできません。
こうなると、換金率の良し悪しで判断することはできず、金額が大きくても対処できる商品の買取に頼るしかありません。
多額のクレジットカード現金化をする場合、ターゲットになるのが一眼レフタイプのカメラです。それも10万円から20万円程度のものではなく、50万円を超える高級タイプです。
野球中継を見ていると、選手のベンチ付近にカメラマンが立っていますが、彼らの持っているカメラやレンズは非常に高価で、レンズは1本100万円を超えるものもあります。とはいえ、家電量販店で普通に買うことができるため、クレジットカード現金化として使えます。
このようなものを購入し、買取店で換金することで大きな金額でもクレジットカード現金化を実行することかできるのです。

それでも賑わう買取店

このような「商品」を取り扱う買取店へ行くと買取ブースは結構にぎわっています。
使い込んだブランド品を売り、新しいものを買う費用の一部にしようとする人も多いのでしょう。
そんな中に「新品」を持ち込んでいる人もいます。買った店舗の紙袋に入れたまま持ってきている人も多いようです。
事情は人それぞれです。誰かからプレゼントされたものの、使わずにそのまま換金するという女性もいます。プレゼントを多くもらう女性にとっては「原価ゼロ」のバッグなので、換金額がそのまま自分の収入になるのです。
これに対し、クレジットカード現金化の手段としてブランドバッグなどを買っている人は、良くて買った金額の8割程度の金額でしか買取してもらえません。
新品の買取も最近増加しているようで、買取店の中には新品の買取価格を大々的に表示したり、新品専用の買取店にしたりしているところもあるようです。
中古品の買取は、評価が難しいので「鑑定士」という資格を持つ人の「眼力」が必要ですが、新品であれば箱や領収書などを確認することで判断可能です。難しい鑑定が必要ではないので商売としてはやりやすいと言えるのでしょう。
このような買取店は店舗を構えて営業していることも多いのですが、新品の買取をしている業者の中にはネット上での買取をしていることも多いようです。商品を宅急便の着払で送るようにしているため、売りたい人も手軽に利用する事ができます。
クレジットカードなどの新規入会でよく利用されるアフィリエイトサイトにも、このような買取店が宣伝を出していることがあります。このような店舗に売却するとキャッシュバックがあるのでチェックするといいかもしれません。

新品でも8割以下

とはいえ、金券に比べると換金率は低く、購入価格の8割以下が多いです。
ブランドバッグで有名なヴィトンでもその換金率なので、金券の中でも換金率が低いと言われるAmazonギフト券の9割より更に割が悪いです。
買取店などの中には新品の購入価格と買取価格を比較していることが多いのですが、税抜の購入価格と税込の買取価格を比較しているので買取率は高く表示されがちです。
しかし、実際に購入する価格は税込なので、実際に買取率を比べると軒並み8割を切る結果になります。
これは、先ほどあげたプロ仕様の一眼レフタイプのカメラも同様で、家電量販店やAmazonで購入した金額の8割以下でしか売却できません。販売当初の買取率は多少上がるかもしれませんが、8割以下だと考えたほうが堅いです。
これは買取店が実際に店頭で売る際に、新品価格の9割程度で販売するため、自社マージンを1割程度確保したいという思惑があるためと思われます。
ブランドバッグなどを買おうとする際、正規販売店ではないのに新品が定価の9割程度で販売されている例がありますが、このようなルートで仕入れているのです。
なお、クレジットカード現金化で商品売却を利用する場合、できるかぎり新商品を狙った方が買取価格は高いと言えます。言うまでなく人気があるためです。
ただし、限定品という類の新商品には手を出さないほうが賢明です。ブランドバッグの中には広告宣伝のためとしか思えない派手なものもありますが、女性誌の誌面は飾っても、買う人にとってはあまり人気がないようです。

どうして利用するのか?

とはいえ、実際にクレジットカード現金化をする人の中に、実際にこのような形で商品を売却するケースが少なくありません。
100万円単位でクレジットカード現金化をしたい場合、金券で実行するのはいろいろと無理があります。
実際に100万円単位のクレジットカード現金化をする場合には、クレジットカードを戦略的に分散して1枚当たり30万円程度に留めるといった工夫も必要です。しかし、このようなことをするのは面倒です。
クレジットカードがゴールドであったり、プレミアムブランドのカードであったりすると、利用限度額が100万円単位であることも珍しくありません。
ただし、100万円単位で新幹線回数券をクレジットカードで購入しようとすると、信販会社からストップがかかるケースがあります。場合によっては利用停止処分を受けることもあります。
しかし、ブランドバッグやカメラであれば、不正利用でないことが確認できれば決済許可は下ります。つまり、電話があったとしても本人確認だけなのです。
本当は金券購入をすれば換金率も高いので支払も楽なのですが、実際にはそこまで世の中甘くはありません。そのため、換金率が低いのは承知の上で、商品購入によるクレジットカード現金化をすることになるのです。

金券買取の問題点

金券をクレジットカードで購入しても本来問題はありません。ではどうして金券を利用できないのでしょうか。
実際にクレジットカードで信販会社のギフトカードを購入し、お祝いのお返しをしている人は多いはずです。ラッピングなどは自分たちでするという若いカップルなども多いでしょう。
信販会社が問題視しているのはそのような人ではなく、クレジットカード現金化の手段として金券購入を利用する人です。特に新幹線回数券はクレジットカード現金化の手段として多く利用されているため警戒されているのです。
実際に金券ショップで販売されている新幹線回数券を見ると、ほぼすべて「C制」と表示されています。つまり、クレジットカードで購入されているのです。要するにクレジットカード現金化による購入なのです。
クレジットカード現金化は違法ではありませんが、信販会社のカード利用規約には違反しています。もちろん商品を購入して換金する場合も同様です。
しかし、金券の方がクレジットカード現金化の利用者が多いことと、クレジットカード現金化だけではなく他人から盗んだカードを利用する不正利用も多いため、警戒されているのです。
本来クレジットカード現金化をする場合には、金券を利用するのが一番ですが、このように信販会社が警戒しているため、あまりに高額の金券購入をクレジットカード払いですることが難しくなっているのです。
そのため、換金率が悪いことは承知の上でブランドバッグを購入したりしてクレジットカード現金化を実行しているのです。

専門業者は信用できるか?

世の中にはクレジットカード現金化を請け負ってくれる専門業者があります。
仕組みは簡単で、業者にカード番号などを知らせて決済をしてもらいます。形式上「商品販売」として100円ショップで販売されているようなおもちゃを送ってきます。そして「キャッシュバック」として決済額の7割から8割程度の金額を振り込むのです。
内容はブランドバッグなどを買って買取店に持ち込むのとさほど変わりません。しかし、わざわざ買い物をして買取店に持ち込む手間は省けます。とはいえ、このような業者の中には詐欺師が紛れ込んでいることも事実です。
要するに、カード番号を聞き取り、決済はするもののお金を送ってこないのです。
クレジットカード現金化をする人は、資金繰りが悪化している人です。特に資金繰りが悪化している自営業者は資金確保だけに気が向いて、肝心な相手の信用チェックという観点が全く抜け落ちている人も珍しくありません。
もっともらしいWEBを作り顧客を呼び寄せ、8割と言われる換金率の相場より高い95%とかの換金率を表示している業者にはちょっと要注意です。
もっとも、昔から堅くこのような「商売」をしている業者も少なくありません。
金券購入では非常に困難な100万円単位のクレジットカード現金化も自らリスクを負って代行してくれます。資金繰りに窮した自営業者が、スピーディーに当座の資金を確保する方法はクレジットカード現金化しかないのです。

リスクを負ってくれる有り難さ

クレジットカード現金化を請け負ってくれる専門業者の利点は、信販会社からのチェックを避けることができる点です。実際のところはどうあれ、商品売買の形式を取っているため利用者が違反だと指摘されることはありません。
もっとも、専門業者は何らかのうわさなどから「怪しい」と思われてしまうことも多いため、場合によっては加盟店の資格を停止されることもあります。専門業者にとって加盟店でなくなったら仕事にならないので、この点は非常に気を使っているはずです。
とはいえ、利用者からすれば、クレジットカード現金化で多かれ少なかれ問題になる信販会社からのチェックというリスク要因を排除することができるのは非常にありがたいことです。
金券類をクレジットカード現金化の換金対象とする場合、一番不安なことは信販会社が決済を通してくれるかどうかです。
クレジットカード現金化は審査がないことが利用者のメリットなので、こんなところで信販会社の顔色を伺いながら金券購入をすることはできるだけ避けたいと思う人も多いのではないでしょうか。
特に一度でも金券購入の際に信販会社から確認の電話があり、利用目的などを聞かれた経験があると不安が非常に高くなるでしょう。
そんな人にとって面倒なことやリスクをすべて引き受けてくれて、カード番号などを言うだけで自分の口座に資金を振り込んでくれるクレジットカード現金化の専門業者は非常にありがたい存在ではないでしょうか。

詐欺師の見分けは難しい

とはいえ、クレジットカード現金化の専門業者の全てが優良業者とは限りません。
中には詐欺師が存在しています。
詐欺師とはいえ、特に凝ったことをしているわけではなく、カード番号などを聞き出して振込をせずに連絡できないように逃げてしまうのです。
通常であれば「ちょっと危ない」と思ったらすぐに信販会社に連絡をして不正利用の可能性があると連絡するのでしょうが、利用者の多くは「信販会社に焦って電話をすると自分やったことがバレる」と心配するので、泣き寝入りになることが結構多いのです。
クレジットカード現金化の専門業者はカード決済と同時に資金を振り込んでもらうことができるわけではなく、1週間程度の期間があることが普通です。短い場合であっても翌日であり、長いと翌月という場合もあるほどです。
そのため、ちょっとでも怪しいと思ったら不正利用の可能性ありと信販会社に連絡すれば被害を防ぐことができます。
しかし、実際に詐欺師を見分けることは難しいのが現実です。
一般的にクレジットカード現金化の専門業者の換金率は8割程度であり、9割程度の業者は危険だと言われていたのですが、Squareのように手数料が安く、資金回収も早いサービスがあるため9割程度でも優良業者が存在するのです。
また、逆に8割程度の換金率を宣伝している詐欺師もいますから話がややこしくなっています。
信販会社に気を使わなくていい点はメリットだと言えるでしょうが、十分なリサーチをする必要がある点は一つのデメリットだと言えるでしょう。
もっとも、一つ優良な業者を見つければ、デメリットは解消します。

口コミ記事を頼れば大丈夫か?

では、WEBなどの口コミ記事を頼れば大丈夫なのでしょうか。
複数のWEBに口コミ記事が出ているクレジットカード現金化の専門業者であれば問題がないとも言えますが、詐欺師ばかりを集めたサイトが複数の書き込み記事を作っている場合もあるので注意が必要です。
海外のFX業者を使った詐欺事件をたまに見聞きします。このような業者はいくつかの「お勧めサイト」を作ってカモを探しています。いくつかのサイトを見て「安心だ」と思って引っかかってしまうのです。
ただ、この手のサイトは「お勧め業者」の顔ぶれもランキングも同じことが多く、ちょっと考えるとおかしいのではないかとわかります。
クレジットカード現金化の専門業者を紹介する記事も同様で、何か不自然だなと思ったらそのサイトはおかしいと思ったほうがいいでしょう。
サイトをいろいろと探すことも大切ですが、周囲に利用経験者がいたら聞いてみるといいでしょう。また、ネット経由の業者だけではなく、金券ショップがコッソリやっているケースもあります。このバターンなら即時にクレジットカード現金化が可能で確実です。
口コミ記事があるから大丈夫とは言い切れない点が厄介です。最初だけは面倒かもしれませんが、クレジットカード現金化の専門業者を確実に探す手間を省かないほうが賢明でしょう。

不安なら買取店

このようなクレジットカード現金化の専門業者も完全にリスクフリーというわけにはいきません。そのため、もし不安化があれば商品を買い取ってくれる買取店を利用したほうがいいかもしれません。
自営業者の方が、資金繰りのためにクレジットカード現金化をする場合、時間との勝負になることが少なくありません。そのため、確実に現金化できる手段を確保する必要があります。
詐欺師かどうかをしっかりとチェックしている時間的な余裕がないことも多いですし、それ以上に万が一詐欺師に引っかかってしまったら、資金繰りに失敗してしまい事業継続ができなくなるという最悪の事態を招くことになります。
そのような不安要素があるならば、買取店を利用したほうが賢明です。商品を買うのであれば信販会社のチェックもあまり厳しいものではありません。
実際に自分が利用するために買う人と、クレジットカード現金化目的で買う人の区別など簡単にはできません。
とはいえ、商品を買ってきて、それを買取店で換金するという手間は、急いでいるときには面倒だと思うことも多いのでしょう。
しかし「急がば回れ」という諺もあります。クレジットカード現金化を確実に成功させ、資金確保をしなければいけないなら安全確実が最優先ではないでしょうか。

心配することはないけれど

このようにクレジットカード現金化をする際に専門業者に換金を依頼すると結構便利です。しかし、巷のキャンペーンなどを見ていると不安が残ることも確かです。
信販会社だけではなく、消費者庁もキャンペーンをしているためクレジットカード現金化の専門業者は危険だと思ってしまうことも多いのではないでしょうか。
また、最近少なくなりましたが、テレビ番組などでクレジットカード現金化を専門業者に依頼し、自己破産に陥った人を題材にして番組をやっていたこともあります。このような番組を見るとクレジットカード現金化自体が危ないと思ってしまいます。
実際には不安に思うようなことはなく、資金が不足しており、かつその金額が大きければ手間やリスクを自分で負うことなく資金調達ができるクレジットカード現金化の専門業者は非常に便利です。
特に自営業の方が資金不足という場合、商工ローンの申し込みをしてもすぐに融資が下りるかどうかわからないことも多く、クレジットカード現金化を利用するほうが、効率はいいでしょう。
また、個人の方が資金調達をする場合であっても消費者金融などでお金を簡単に借りることはできない場合があります。
10万円単位の借入であれば別として、100万円単位のお金を調達しようとしたらクレジットカード現金化を利用するしか方法がない場合も多いでしょう。消費者金融の審査通過率は低いですし、総量規制があるため融資限度額も頭打ちになるのです。

不安を煽る消費者庁

クレジットカード現金化の必要性と便利さはわかっていても、どうも実際に踏み切るのは怖いと考えている人は少なくありません。その理由の一つに消費者庁のキャンペーンがあります。
先ほど述べたとおり、クレジットカード現金化の専門業者を装った詐欺被害があるので、警告として情報提供するのは悪い話ではないのですが、役所関係がこのようなキャンペーンをしているとどうしても必要以上に不安に思うものです。
しかも、これに信販会社が乗っているため、更に不安が増幅されるのです。
しかし、先ほど述べたとおり、クレジットカード現金化は必ずしも危険な行為ではありません。それどころか資金調達方法として優れた方法だということすらできるでしょう。
問題は詐欺被害にあわないように気を付ける必要があることであり、業者選びを慎重にすればいいだけのことです。
消費者金融や商工ローンでタイムリーにお金借りることができるのであればクレジットカード現金化をする必要はないでしょう。しかし、それができないからクレジットカード現金化を利用するわけです。
クレジットカード現金化の専門業者には昔から業務をしている優良業者も存在します。また、場合によっては自分で買い物をして買取店で換金することも一つの方法でしょう。手段はあるし、利用方法も難しいものではありません。
それであれば、ためらうことなく思い切って利用することが自分のためになるのではないでしょうか。

現金化を封じ込めたい信販会社

信販会社が「Stop現金化」というキャンペーンを消費者庁と展開しているのは、ただ単に不正利用を防ぐというのではなく、自社の業務が侵食されることを防ぎたいためです。
クレジットカード現金化をすることで、収益が上がらないショッピング一括払いでキャッシングをされるのと同じことになります。キャッシング利息は信販会社の大きな収益源なので、侵食されたら大被害です。
また、クレジットカード現金化は貸倒になる確率も高いです。
クレジットカード現金化をする人の中には、支払ができないことはある程度承知の上で実行している人も少なくありません。支払より当座の資金が欲しいという人も少なくないのです。
実際には、そんなことをするより債務整理専門の弁護士さんに相談をしたほうが話は早いのですが、そのことがわかっていない人は最後まで自転車操業をしてしまい自分の被害が拡大するのです。
もちろん信販会社としては、自己破産などで貸倒になってしまったら元も子もありません。黙って見過ごすことは当然できないのです。
このような問題点があるため信販会社はクレジットカード現金化を封じ込めたいのですが、特に法律上違法行為だと言えるものではないため、カード規約違反だと言うしかないのが現状です。
このようにクレジットカード現金化を何とか封じ込めたいと信販会社が考えていることも事実なので、クレジットカード現金化をする際にはそれなりに注意が必要です。

金券はクレカで買える

クレジットカード現金化で一番有利な換金物は金券です。
現金でしか買えない百貨店共通券のようなものは別として、信販会社のギフトカードや新幹線回数券はクレジットカードで購入することができます。
特に信販会社のギフトカードはJCBを例にとると、街のプレイガイドなどで購入可能です。JCBオリジナルと呼ばれるJCBが発行しているカードしか使えないことが多いため注意は必要ですが、警戒しているはずの信販会社もこんなものなのです。
また、新幹線回数券も当然のごとくクレジットカードで購入できます。みどりの窓口では新幹線回数券をクレジットカードで大量購入すると信販会社に確認しているので油断はできないのですが、購入が可能なことは間違いありません。
このような金券をクレジットカードで購入することは可能です。
ただし、100万円単位の金券をクレジットカードで購入することは楽なことではありません。新幹線回数券も1冊とか2冊なら別ですが、10冊単位の購入はリスクを伴います。
ちなみにJCBではクレジットカードの利用限度額の中に「金券購入可能額」というものを設定しているようです。
ショッピング枠の半分程度ですが、金券購入を制限しているのです。言い方を変えればその範囲内ならクレジットカード現金化を認めていると考えることができないこともないのですが…
ただし、クレジットカード現金化で大きな金額を調達しようとした場合、金券だけに頼ることは現実的ではないと言えそうです。クレジットカード現金化の専門業者を利用する価値はここにあるのです。

でもリスクはゼロではない

クレジットカード現金化にはリスクがありますが、そのリスクは工夫をすることで減らすことができます。
危険性が高い金券の購入であっても、購入額を減らしたら分散することでクレジットカード現金化の手段として使うことができます。
クレジットカード現金化の手段として金券を使うことができれば、換金率がいいので割のいい現金化が可能です。このことは支払の際に調達する資金を減らすことを意味しますから、資金不足によるリスクを減らすことができます。
とはいえ、100万円単位でクレジットカード現金化をする際に金券だけで現金化を実行しようとすると、かなり計画性が必要です。
金券では難しいからと商品を使ったクレジットカード現金化を実行すると、今度は請求額が多くなりますから、資金不足による支払不能のリスクに直面する可能性が高くなります。
このリスクを避けるためには、支払の見込を相当しっかりと立てる必要があります。
2か月程度が上限の支払期間なので、1か月ごとくらいに資金繰りの計画を立てないと間に合わないことが多いでしょう。
これらの問題点を解消する手段として、クレジットカード現金化の専門業者を依頼する方法がありますが、今度は詐欺師を見分ける必要があります。
いずれの方法もメリットもデメリットも存在しますが、デメリットを解消することができれば、その方法が一番有効でしょう。
人により判断はマチマチでしょうが、一番バランスが取れているのはクレジットカード現金化の専門業者を利用する方法ではないでしょうか。
詐欺師を見分ける必要はありますが、いくつもの書き込み記事を丹念に見ていけば、安心して依頼することができるクレジットカード現金化の専門業者を探すことができるのではないでしょうか。

商品ならリスクは少ない

商品購入によるクレジットカード現金化の一番のメリットは、信販会社からあれこれと指摘されるリスクが一番少ない点です。
もちろん高額商品を購入すると、信販会社から電話確認があります。しかし、それは先ほど述べた通りクレジットカード現金化を警戒しているのではなく、盗難等によるカードの不正利用を防止することが目的です。
信販会社は本人確認をしますので、生年月日などで本人であると説明すればいいのです。ブランドバックであれ、カメラであれ、クレジットカードで購入する人がほとんどなのです。そのような利用がなければ信販会社も手数料が稼げないでしょう。
また、多額のクレジットカード現金化をする際には金券購入は使えないし、クレジットカート現金化の専門業者も不安があるという人もいるでしょう。それに、資金がどうしても確実に欲しいというのであれば、現金で買取をしてくれる買取業者が一番でしょう。
このようにリスクをとにかく避けたいというのであれば、商品購入によるクレジットカード現金化が一番いい選択肢だと言えます。
ただし換金率は低いというデメリットは無視できません。100万円を調達したい場合、換金率が8割のクレジットカード現金化の専門業者であれば、125万円の決済をしてもらえばいいのですが、換金率7割の商品であれば143万円の商品購入が必要です。
この18万円の差をどう考えるかは、人によりますし、緊急度にもよります。
しかし、2か月後の決済日には、この金額を支払わなければいけないことも事実です。

商品買取の現金化はわからない

商品買取によるクレジットカード現金化は、換金率が不明確という欠点があります。
新品の買取なので、ある程度の「相場」はありますが、人気の有無で換金率は上下するため買取店で換金額を提示されるまでわからないのが現実です。
金券の買取であれば、1週間程度で換金率が大きく変動することはありませんし、信販会社のギフトカードは年中人気があるため換金率自体が安定しています。また、クレジットカード現金化の専門業者の換金率も安定していることが普通です。
つまり、商品買取によるクレジットカード現金化をする際には、いくら現金化できるかがわからないと思ったほうがいいでしょう。
とはいえ、自営業者の方が金策で四苦八苦している際にそのような不確定なことを言っていては意味がないこともあります。
換金額がわからないとはいえ、大体の目安は付くことが多いため、自分の必要額より少なめに見積もってクレジットカード現金化を商品買取で実行し、不足額を金券によるクレジットカード現金化で補てんするという方法が一番現実的だと思われます。
商品によるクレジットカード現金化は、換金額がわからないというデメリットがありますが、少なめの換金を実行することと他の方法による現金化を併用することで対処可能です。

新製品なら買取率も高い

ゲーム機やゲームソフトは発売当初に人気が爆発し、品薄になるケースが結構多いようです。このようなゲーム機などを予約することができれば買取率が高くなり、有利なクレジットカード現金化を実行することができます。
しかし、あまり多くを望むことも危険が伴います。
ブランドバッグなどの新商品は、人気が出るとは限りません。
「限定品」という言葉にプレミアムが付くかもと期待しても、実際には女性誌などの表紙を飾るだけでそれほど人気が高まらないことも少なくないようです。この場合、勢い込んで買ったブランドバッグが定番商品より換金率が低くなることがほとんどです。
一般的に新発売当初に値段が上がる商品として、一眼レフタイプのカメラのように、ある程度値段が高い商品が挙げられます。
メーカー側もキャッシュバックキャンペーンなどを付けることで「付加価値」を付けて販売します。この場合外箱やレシートなどを付けることが条件なので、買取店はレシートなどと一緒に買取をすることで買取価格を上げることがあります。
新商品は買取率が高いことは確かなのですが、必ずしもすべての商品について言えるわけではないため要注意です。
こんなことなら手堅く定番商品を買っておけばよかったと後悔しないようにしたいものです。

リサーチと予約は大切

とはいえ、狙いを付けた一眼レフカメラなどは何とかゲットしたいものです。
資金繰りが危なくて、クレジットカード現金化の可能性が生じた場合、このようなカメラの予約をしてしまうことも一つの方法です。発売と同時に購入することができれば、すぐに買取店に持ち込むことができます。
特にAmazonなどは新商品の確保数が多く、配送スピードも速いので、このような方法によるクレジットカード現金化には一番都合がいいという事ができそうです。
とはいえ、新商品が売れるかどうかの見極めはしっかりする必要があります。
最近はネットで検索すると多くの情報を得ることができます。新商品が出そうで、それをクレジットカード現金化の手段として使うかどうかの判断をする際、その商品が人気商品になりそうかどうかを評論家と言われる人が予想をしていることがあります。
一人だけの意見をアテにすることは危険ですが、何人かの意見が一致しているようであれば「買いチャンス」という事ができるかもしれません。
いずれにせよ、新商品でクレジットカード現金化をする場合にはリサーチが必要です。
また、そのような人気商品は発売日に買おうとしても買えないことが多いです。あらかじめ予約することで確実に商品を手に入れることができます。
もちろんクレジットカード現金化の必要がなくなったらキャンセルすればいいのです。
その商品を欲しい人はいっぱいいますから心配いりません。

自分が詳しい分野は有利

このようにしてクレジットカート現金化を新商品でしようとする場合、商品知識があると非常に有利です。
先ほどから例に挙げている一眼レフタイプのカメラでも、どのメーカーでも高値で買い取ってくれるわけではなく、キャノンとニコンが一番人気です。それにソニーが続きますが、他のメーカーでは買取率がガタッと落ちます。需要がないためです。
一眼レフカメラは、日本に限らず海外でもキャノンとニコンの一騎打ちです。両者の勝負はどちらが有利だと言いにくい点もありますが、売れ行きという点ではキャノンの方が上です。プロ用機としては昔のようにニコン一辺倒ではありません。
また、ゲーム機などでも同様に知識や情報網がある人は強いです。
特にゲームソフトは、人気ソフトを発売時に入手することができたら、利益が出ると言われているほどです。ゲーム機でもかなりの高値で買取店が買い取ってくれるため、通常の商品を買い取ってもらう場合に比べてかなり有利なクレジットカード現金化を実行することができます。
ただし、一眼レフタイプのカメラやその交換レンズは50万とか100万単位のクレジットカード現金化が可能です。クレジットカード自体の利用限度額を超えるほどの高額商品もあるため注意が必要ですが、ゲームソフトなどではこの芸当は不可能です。

選択は自己責任

クレジットカード現金化をどのようにするかは実行する人の判断です。
更に言えば、資金調達をクレジットカード現金化でするかどうかという判断も、その人がすることです。
換金率が悪い商品によるクレジットカード現金化も、どうしても資金調達が必要な人にとっては有用な資金調達方法です。
「このようなことをすると人生の終わりだ」というような論調もあります。しかし、決済ができれば問題はないでしょう。決済ができるかどうかは利用者次第であり、クレジットカード現金化をした人の全てが自己破産などに追い込まれるわけではありません。
最近「自己責任」という言葉が使われることが多くなりました。にもかかわらず今の世の中には、大人の行動も法律などで縛ることで「道を踏み外さないようにする」ための過保護のような規制が多くあります。消費者金融の総量規制が最たるものでしょう。
しかし、クレジットカード現金化にはそのような規制がありません。実行するかどうかの判断は本人の自己責任です。
その代わり、消費者金融などでお金を借りることができない人でも、事実上の借入が可能です。何かと後で不利になることがある消費者金融などを利用する事を避けることができるのです。
また、クレジットカードで金券を購入するとポイントが付きます。利用額が多額になるため、ポイント付与率が上がることもあり得ます。
自分の判断を下すことができないようなことは避けたいものです。

不安なくできる現金化の手法

クレジットカード現金化は、どういうわけか世の中で非常に悪者になっています。
信販会社にしてみれば忌々しい事でしょうが、どうして信販会社と無関係な人まで、クレジットカード現金化を悪く言うのでしょうか。
クレジットカード現金化は、不安なくできる資金調達方法です。
リスクがゼロという事はありません。調達した資金に比べて支払額が非常に高額になっている場合もありますし、場合によっては信販会社からカード利用を停止されるかもしれません。もちろん請求額が多すぎて支払不能になる可能性もあります。
しかし、そのようなことは消費者金融や商工ローンを利用した場合でも同じことではないでしょうか。
クレジットカード現金化も消費者金融や商工ローンも借金であることには変わりないでしょう。これらの方法は、資金不足を解消し、支払を後に繰り延べる手段という意味で一致していますし、このようなことを「借金」というのではないでしょうか。
クレジットカード現金化を不必要に怖がる必要はありません。
何度も資金調達手段として利用するのであれば、消費者金融や商工ローンの方がいいでしょう。
しかし、申込をしたものの一度しか利用しないというのであれば、それだけのために面倒な審査を受けたり、信用情報に利用していると登録されることが賢明な手段とは言えません。
それより、消費者金融や商工ローンの代わりにクレジットカード現金化を積極的に利用する事で、審査などの手間や自分の信用を減少させることを防止する手段としたいものです。

換金率の低さは支払不能を招く

とはいえ、換金率の低さは支払額の多さから支払不能を招きがちです。
支払不能は信販会社からカード利用を止められる原因になるだけではなく、今後のカード利用にも悪影響を及ぼします。
そのため、支払資金を確保するために計画的な行動が必要でしょう。
サラリーマンの方であれば給料から資金を捻出することになりますが、100万円単位の金額を2カ月で捻出するのは、ボーナス時期でない限り現実的ではないでしょう。
必要に応じてリボ払いにする必要もあるでしょうが、これは最低限にすべきです。
支払期間が非常に長期化するため、どこかで支払いができなくなる返済リスクを長期間引きずることになるためです。
また、リボ払い専用カードのようなカードを利用していると、リボ払い限度額がカード利用限度額になっているケースもあるため、カードを利用できなくなる可能性がある点もリスクでしょう。
自営業者の方であれば、毎月の資金繰りから返済資金を探すことになりますが、クレジットカード現金化を一時的な資金調達と考えているのであれば、すぐにでも資金確保の行動を起こさなければ間に合わなくなるかもしれません。
自営業者の方が資金繰りに窮してクレジットカード現金化を利用することは少なくないようですが、同時にそのまま支払不能になってしまうことも多いようです。確実な資金確保でピンチを脱出しましょう。

メリットとデメリットを比べよう

このようにクレジットカード現金化を商品ですることはリスクを伴います。
このリスクをどのように回避するかがクレジットカード現金化の成否を左右します。
その際のポイントは、やはり返済資金の確保でしょう。
クレジットカード現金化を商品購入で行うことは、多額の資金調達をしやすいことと、信販会社のチェックをかわしやすい点で有利な方法だと言えます。100万円単位のクレジットカード現金化をする際に一番やりやすい方法だと言えるでしょう。
これに対し、換金率の低さはどうしようもありません。
換金率が低いことで、同じ金額を調達しても買い物代金は増加するため、資金確保の困難さは増します。資金確保の計画をどうするかをきちんと考えてからクレジットカード現金化を実行する必要があるでしょう。
クレジットカード現金化を商品で行うことは、このようにメリットもデメリットもあります
クレジットカード現金化のゴールは資金調達の時ではなく、請求額を返済しきったときです。請求日にきちんと支払を終えて、クレジットカード現金化を軟着陸させたいものです。

まとめ

商品を使ったクレジットカード現金化は、換金率が悪いためあまりお勧めはできません。
1万円単位とか、10万円程度のクレジットカード現金化であれば、金券だけでクレジットカード現金化を完了させることが可能です。このような場合にわざわざ割の悪い現金化をする必要はありません。
しかし、金額が大きくなるとそのようなことを言っていられません。
多少割が悪くても、確実にクレジットカード現金化を実行し、換金することの方が優先される場合もあるのです。金券より商品の方が怪しまれにくいし、言い訳もしやすいことは言うまでないでしょう。
無理をして信販会社から利用を停止されてしまっては何にもならないのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です