目次
GCMの概要
会社名 | 株式会社GCM |
所在地 | 東京都中央区銀座7丁目3番13号 ニューギンザビル1号館7階 |
電話番号 | 0120-946-275 |
設立 | 不明 |
即日入金 | 不可 |
手数料 | 不明 |
営業時間 | 9時~18時 (年末年始以外年中無休) |
個人事業主取扱 | 〇 |
2社間取引 | なし |
3社間取引 | 〇 |
GCMは医療債権を主に取り扱うファクタリング会社です。
事実上医療債権限定のファクタリング会社のため、即日入金などはできません。
ただ、個人事業主でも利用できます。
個人営業の医療関係事業主の方は一度相談してみてはいかがでしょうか。
即日入金について
GCMは他のファクタリング会社のように「即日入金」という宣伝はしていません。
GCMが買い取る売掛金は「診療報酬債権」や「介護報酬債権」と他社と違います。
つまり社会保険事務所を相手とする売掛金なのです。
即日は不可
GCMの買い取る債権は、このように他社と違います。
そのため即日買取を宣伝するファクタリング会社と話が違うのです。
もちろんその気になれば即日入金が可能かもしれません。
しかし、GCMはそのようなことをしません。
診療報酬債権は社会保険事務所に対して内容証明付きの債権譲渡通知をします。
つまり買い取った債権の振込先をGCMに変えるだけです。
資金繰りの改善であればこれだけで十分でしょう。
2カ月より短くなります
このようにGCMは買い取った債権をGCMに振り込むように指定します。
そして、GCMは通知が有効にできたことを確認した上で依頼者である医療機関と契約して資金を振り込むのです。
医療債権は診療報酬の請求をしてから2か月後しか振り込まれません。
そのため資金繰りが一時的に悪化することがあります。
特に開業当初の医療機関にこのような事が多いでしょう。
しかし、GCMに依頼することでこのようなピンチを回避できます。
即日入金ができなくても、医療期間であれば特に問題がないことが多いのです。
手数料
GCMの手数料水準は公式WEBに出ていないのでわかりません。
ただ、GCMが直接社会保険事務所に対して請求するため、リスクが低いことは確かです。
そのため、他の「即日入金」と宣伝しているファクタリング会社より安いことは間違いありません。
不明ですが・・・
ファクタリング会社の手数料率は2割から3割と言われます。
非常に高いのですが、これには理由があります。
まず、売掛金を買い取ったファクタリング会社は売掛金の所有者が自分であることを明確にするため登記をします。
この登記費用が結構必要です。
また、売掛金を買い取る際、その回収は依頼者である事業主がします。
GCMのように得意先に対して直接ファクタリング会社が回収すればいいのですが、それをすると得意先の信用が落ちてしまうからです。
ただ、ファクタリング会社としては回収リスクが生じることは間違いありません。
しかし、GCMは直接社会保険事務所から債権を回収できるのでリスクがありません。
そのため、通常の手数料より半額程度ではないかと思われます。
確認しましょう
もっとも、実際の手数料は公式WEBに明示されていないのでわかりません。
契約の際にはしっかり確認することが必要です。
営業時間
GCMは年中無休で営業をしています。
しかし、営業時間は9時から18時です。
もっとも医療関係の事業主が対象なので営業時間はこれで問題ないでしょう。
土日営業
医療機関にとって日中は患者さんや高齢者の対応で資金繰りなどのことを考えている余裕はありません。
特に医療機関の医師は昼食を取る暇もないほど忙しい事も少なくないでしょう。
そんな医師にとって土日営業のGCMはありがたい存在です。
余裕をもって相談できる時間帯は土日だけでしょう。
時間は短い
ただ、9時から18時という営業時間は短いと思われるかもしれません。
しかし、個人開業の医療機関は夜間診察があります。
GCMのようなファクタリングを利用する医療機関は開業医が多いのですが、夜間に相談をする余裕はほとんどないでしょう。
そのため営業時間を早めに切り上げる代わりに、土日営業をしているのです。
個人事業主も依頼できるか?
GCMは個人事業主でも問題なく利用できます。
ファクタリングの審査は得意先重視です。
医療債権であれば「得意先」の信用は問題ありません。
しかも、GCMが直接回収しますから回収リスクもありません。
そのため法人個人を問わず利用できるのです。
法人個人関係なし
ファクタリング会社は個人事業主を敬遠することが多いです。
最初から個人事業主を断っているケースも少なくありません。
それは回収リスクがあるためです。
しかし、診療報酬債権であれば回収リスクはありません。
そのため個人であろうが法人であろうが関係ないのです。
診療報酬債権ならOK
GCMは診療報酬債権に特化したファクタリング会社です。
そのため、審査はほぼ間違いなく通ると思って間違いないでしょう。
個人事業主がファクタリングを利用すると審査に通らない可能性が高いと言われますが、GCMなら大丈夫です。
2社間・3社間の取り扱い
GCMは3社間ファクタリングに特化したファクタリング会社です。
なぜなら、医療機関から買い取った債権を「得意先」である社会保険事務所から直接回収できるからです。
同様の理由で2社間ファクタリングはやっていません。
なぜなら必要がないからです。
3社間のみ
このようにGCMは3社間ファクタリングしかやっていません。
即日入金は無理なので必要があれば他のファクタリング会社を探すことになるでしょう。
もっとも、3社間ファクタリングに比べると手数料の差は歴然としているので、あえて2社間ファクタリングにする必要はないはずです。
特殊なファクタリング会社です
GCMは事業主を絞った「特殊な」ファクタリング会社です。
そのため、3社間ファクタリングに特化することができます。
手数料が安いので医療機関としても手軽に利用できるメリットがあります。
開業直後にはずいぶん役立つのではないでしょうか。
GCMのまとめ
GCMは他のファクタリング会社とは違います。
買い取る債権は診療報酬債権だけです。
そのため得意先としては抜群の信用があり手数料も比較的安いです。
また、単発の取引ではなく2か月から5カ月という長期的な取引を前提としています。
即日入金はできないので資金繰りの管理をしっかりしている医療機関の利用が前提です。
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