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ビジネクストの概要
会社名 | ビジネクスト株式会社 |
所在地 | 東京都港区芝2丁目31-19 |
電話番号 | 0120-127-552 |
設立 | 平成13年1月18日 |
即日入金 | 不可 |
手数料 | 月率2.0%以下 |
営業時間 | 9時30分~17時 |
個人事業主取扱 | なし |
2社間取引 | 〇 |
3社間取引 | 〇 |
会社の名前自体あまり聞かないかもしれませんが、大手消費者金融のアイフルのグループ企業と聞けば納得でしょう。
やはり大手企業のバックがあるというだけで安心感が違います。
即日入金はできませんし、法人事業主限定というデメリットはありますが、大手ならではの月率2%という手数料は安心できます。
月率計算なので、支払サイトが短い売掛金であれば低手数料が可能です。
即日入金はできません
ビジネクストは良くも悪くもファクタリング業界の中では「大手」です。
そのため、売掛金買取の際には債権譲渡登記をします。
確実な取引のためには必須ですが、それだけ時間が必要なことも事実です。
しかし、即日入金はできません。
「本家」のアイフルは即日融資が可能ですが、ファクタリングはちょっと勝手が違うんですね。
なぜ登記?
ファクタリングは売掛金譲渡により資金調達する方法です。
しかし、契約だけでは、万が一の際に肝心な得意先に対する対抗ができません。
ファクタリングの依頼者が「そんなことは知らない」と言いかねないからです。
そのため、依頼者とビジネクストの契約書を基礎にして法務局に売掛金譲渡をしたと登記するのです。
もっとも、登記をする法務局も、司法書士も、平日昼間しか営業していません。
そのため、時間的なこともあり即日入金は無理なのです。
緊急事態には対応できない
ファクタリングを計画的に利用している事業主様であればいいのですが、資金繰りが急に悪化したという場合もあるでしょう。
このような場合にはビジネクストは使えません。
手数料
ただ、ビジネクストの手数料制度は柔軟的といえます。
一律手数料を定めているのではなく、期間に応じて「月率」という計算をしているからです。
資金不足の期間が短ければ、支払日までの期間が短い売掛金を譲渡すればいいでしょう。
事業者が自ら選ぶことで手数料を節約することができるのです
さすが消費者金融
ファクタリングは融資ではありません。
しかし、手数料には回収不能リスクも入っていますから、売掛金の回収まで時間がかかれば手数料が高くなるのは当然でしょう。
言い方を変えれば、期間が短いのに手数料が高いのは納得できないということです。
消費者金融的な考えで手数料率を決めているビジネクストですからこのような柔軟な手数料率を定めています。
手数料が低い理由
ビジネクストの手数料率は月率2%が基準です。
3か月サイトの得意先であっても6%と低めと言えるでしょう。
他のファクタリング業者であれば20%程度が平均なのです。
ただ、ビジネクストが買い取る売掛金は
「継続的にお取引のある国内企業(法人・個人事業主)」
となっています。
1回だけの取引先では買い取ってくれません。
また、申込にあたって売掛金の全てを明示することも要求されています。
買取のハードルが高いことは間違いありません。
だから、手数料率が低いのです。
営業時間
ビジネクストの営業時間は9時30分~17時。
短いじゃないかと思われるかもしれませんが、土日も営業しています。
お休みの日に資金繰りを確認して、ちょっと危ないなと思ったらビジネクストに依頼するというのが利用者のパターンでしょう。
即日入金ができないなら・・・
ビジネクストは即日入金ができません。
それであれば緊急性は求められません。
ビジネクストが営業している時間帯に電話をして申込をすればいいのです。
フリーダイヤルに電話してもいいですし、資料請求をしてから納得の上で申し込んでもいいでしょう。
簡単診断
ビジネクストは公式WEBに簡単診断があります。
ビジネクストは先ほど述べたように若干審査は厳しめです。
そのため、事前に簡単診断をすることで売掛金買取に応じてくれそうかどうかをチェックした方がいいかもしれません。
個人事業主も依頼できるか?
ビジネクストは個人事業主の方は利用できません。
買い取る売掛金自体は個人事業主でもOKなのですが、登記をする関係上個人事業主は問題があるのです。
ただ、ファクタリングを必要しているのは個人事業主の買いが多いでしょう。
ちょっと残念ですね。
個人事業主は利用できない
先ほど述べた簡単診断は事業形態として、法人と個人事業主を選択できます。
しかし、個人事業主を選択すると無条件で「×」となるのです。
最初から選択できないようにしておけばいいようなものですが、こうなっています。
なお、税金や社会保険料の滞納額を入力するようになっていますが、売掛金額より滞納額が多くても、他の条件がOKなら「○」になります。
他の制限もあります
ビジネクストは法人事業主であっても利用できないことがあります。
事業内容によっては利用できないのです。
利用できない事業は以下の通り。
- 建設業
- 小売業
- 不動産業
この3つです。
一応事業選択可能ですが、選択すると他の条件に関わらず「×」になります。
もっとも簡易診断がクリアしたからOKだけとは限りませんが…
2社間・3社間の取り扱い
ビジネクストは2社間も3社間も取り扱い可能です。
ただ、ほとんどの事業主の方は、わざわざ得意先の承諾が必要な3社間ファクタリングではなく、2社間ファクタリングを選択するでしょう。
3社間は手数料が安い
3社間ファクタリングを選択すると、ビジネクストが直接得意先から売掛金を回収するためリスクが低いです。
そのため、手数料は安くなります。
医療関係事業で社会保険からの入金であれば難しくはありません。
ただ、それ以外の場合は事実上無理でしょう。
ほとんど2社間
そのため、ほとんどのファクタリングは2社間になります。
だからこそ売掛金の登記をしているのです。
登記をしても得意先にバレる可能性は限りなくゼロと言えます。
一度電話で詳細を聞いてみてはいかがでしょうか。
ビジネクストのまとめ
ビジネクストは法人事業主しか利用ができません。
また、買取ができる売掛金は継続的な得意先に限られています。
売掛金の明細を提示させられる点もハードルが高いと言えるでしょう。
しかも、即日入金はできません。
しかし、手数料率は間違いなく低いです。
売掛金譲渡ができても手数料率が2割であれば8割しか入金されません。
しかし、ビジネクストであれば3か月サイトの売掛金でも6%の手数料。
94%という高い割合の入金が期待できるのです。
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