クレジットカード現金化を計画している人の中には、事業用資金の確保を目的とする人もいらっしゃるでしょう。商工ローンなどで借りようとしても審査が厳しくて借りることができない場合が少なくないのです。
また、一時的に資金繰りが苦しい場合に商工ローンに相談することも面倒だという人も多いのではないでしょうか。ある程度の信用があれば商工ローンも貸してくれるでしょうが、申告書の控や税務署の証明書を準備して申込書などを作成するのは結構大変です。
それよりも手軽にクレジットカード現金化に頼ったほうが賢明だと言えるのではないでしょうか。

100万の現金化

事業用資金としてクレジットカード現金化を計画する場合、100万円単位の資金が必要な場合があります。これほど多額の現金化をする場合、さすがに1枚のクレジットカードで現金化をするのは無理があります。
たまに新幹線の回数券をゴールドカードで100万円単位の購入しようとする人がいるようですが、すぐに信販会社に連絡されて「事情聴取」されます。
JRのみどりの窓口は、信販会社から高額利用等で「怪しい」と思われたらすぐに連絡してほしいと依頼されているようです。新幹線回数券は、盗難されたクレジットカードの利用をする場合にターゲットとされることも多く、その目的でも警戒されているのです。
無用なトラブルを避けるためには、クレジットカードや窓口を変えて、何度かに分けて新幹線の回数券を購入する必要があります。クレジットカードを変えるだけでは意味がなく、発行している信販会社も別にする必要があります。
最近はネーミングやデザインで勝負しているクレジットカードが多くあります。見た目が全然違うから大丈夫だろうと思っても、同じ信販会社が発行していたという例はいくらでもあります。信販会社が同じならカードの利用管理は一本化されています。
また、クレジットカード現金化で一番有利だと言われるのが金券の現金化です。換金率が高いためです。しかし、換金率は店舗によって若干ながら違いがあります。とはいえ、10万円単位であれば目立たなくても100万円単位なら無視できない場合もあります。
10万円単位の現金化より100万円単位の現金化は注意点が多くなります。

カードは複数利用

多額のクレジットカード現金化をする際にカードを分割する理由は、ただ単に信販会社を分けるだけではなく、年会費無料のカードでは利用限度額が少ないことも理由の一つです。
また、クレジットカードの中には、自分が生活口座のように利用しているカードもあるでしょう。
クレジットカード現金化のために利用枠を使ってしまうと、文字通り「生活に困る」ことになります。電気・ガス・携帯電話といった支払が滞ると大変なことになります。そのような理由もあり、クレジットカードは複数枚持っていたほうがいいのです。
ただし、クレジットカードを複数枚利用するとはいえ、100万円程度のクレジットカード現金が必要になった際に、いきなり何枚も申込をしても審査に通りにくいですし、審査に通ったとしてもいきなり金券購入をすると怪しまれます。
入会当初や利用額がゼロの人が急に利用を始めたりすると、不正利用の可能性もあるため信販会社の警戒モードにスイッチが入るのです。
ある程度の言い訳なりを言えるようにしてあればいいのですが、警戒の必要があると判断して確認の電話をするのと、そうではない場合に形式上電話をするのでは相手の対応も違います。
多額のクレジットカード現金化を必要とする可能性がある自営業の方は、複数枚のクレジットカードを持ち、かつ少額でもいいので毎月の利用をすることをお勧めします。
ちょっとしたことですが、これだけでいざ多額のクレジットカード現金化をする際にずいぶん役立つものです。

信販会社は分散

クレジットカードを複数枚申込む際に必要なことは、信販会社を分散することです。
提携カードが多い大手の場合、何枚も申し込んでもよく見たらすべてセゾンカードだったということがあり得ます。
イオンカードのようにカードデザインがある程度統一化されていればいいのですが、セゾンカードはカードデザインが提携カードごとに独特なので右上のセゾンカードのマークを見なければわからないことがあるので注意が必要です。
クレジットカード現金化は、締日翌日がベストであり、締日前日付近が一番不利です。そのため、自営業者の方であれば、自社の仕入代金支払日や従業員の給料日などのように資金が多く必要な日に合わせてクレジットカードを選ぶといいでしょう。
信販会社の締日は月末と15日が多いのですが、締日から支払日からの期間が長いカードは月末締めのカードが多いです。この観点で一番有利だと言われる出光まいどカードは月末締めのカードです。
なお、15日締めの代表的なカードであるJCBは支払日が翌月10日とあまり有利なカードではありません。しかし、支払日が20日に集中している場合、月末締めのカードを利用したクレジットカード現金化は余りに不利なので、JCBの方がいいでしょう。
ただし、JCBを2枚利用しても意味がないので、同じ15日締めのMUFGカードや三井住友カードも同時に申込めばいいのです。3枚利用すれば、100万円程度のクレジットカート現金化も現実的でしょう。
10日に支払が集中しているなら、月末締めのセゾンカードなどを利用する事ができて選択肢は広いでしょう。
しかし月末支払が多いとちょっと厄介です。月末締めのカードを利用する事ができないため選択肢が狭まるのです。
この場合、27日締めという変則的なエポスカードを申し込むことは当然として、20日締めのトヨタカードや、年会費がかかることと審査が厳しいことは覚悟の上で、同じ20日締めのダイナースを利用する事になります。

リサーチは必須

クレジットカード現金化を最大限効率的に利用しようとした場合、換金対象は金券になります。金券の買取ショップは数多くあり、ネット上で郵送の買取をしている店舗もあります。
金券の買取相場は、どのショップでもあまり違いはなく、通常は店舗ごとのリサーチをする必要性は高くありません。しかし、100万円を超える金額をクレジットカード現金化で調達しようとした場合は1%の差が1万円になるため無視できません。
そのため、店舗ごとのリサーチが必要になります。同時に金券ごとの換金率の違いも調べる必要があるでしょう。金券の換金率は変動相場制なので、クレジットカード現金化をする直前に調べる必要があります。
もっとも、ネット上で買取率を公開している店舗は他社のリサーチをしているため、あまり差は出ません。リサーチをする必要があるのは、店舗で直接買い取りをしている買取店です。
また、金券ではなくブランドバッグなどの商品を買い取ってもらおうとする場合であっても同様に店舗ごとのリサーチは必要です。新品だからどの店にもっていっても同一の値段で買い取ってもらえるとは限りません。
どんな換金物であっても、買取率の差が最終的にクレジットカード現金化をした際の決済額を支払う際に響きます。
目標額に届くまでクレジットカード現金化をする必要がありますが、買取率が低いとそれだけ多くの買い物をしないと目標額だけの手取現金に満たないためです。

足で稼ごう

このようなリサーチをするためには、自分で買取店を見に行く必要があります。
しかし、やみくもに買取店を見て回ってもあまり効果はありません。
金券ショップを例に挙げると、ショップの立地によって買取率が高いものとそうではないものに分かれます。
金券ショップを利用したことがあればわかると思いますが、非常に狭い店舗にショーケースをねじ込むように入れ、その中に金券が積み上げてあります。しかし、絶対的な面積が狭いため、多くの金券を並べることができません。
結果として「売れ筋」の金券をならべることになりますが、この売れ筋というのは立地条件によって差が出ます。駅に近い場所であれば新幹線回数券が多く売れますし、百貨店の近くの金券ショップなら、信販会社のギフトカードなどが売れるでしょう。
売れるものはやはり多く置きたいので、買取率を高くしてでも売ってほしいのです。
業者間での売買もないことはありませんが、もともと金券は利益率が非常に少ないため、他社からの買取をすると販管費などの経費が捻出できなくなってしまいます。結果として、自店舗で買取をしたいのです。
このような事情を知っているか知らないかでリサーチも違いが出ます。新幹線回数券を買ってきたら、すぐ近くの金券ショップで売れば一番効率がいいというわけです。

支払は確実に

クレジットカード現金化も10万円単位であれば、支払日に困ることは少ないと思われますが、絶対額が大きくなると支払も計画的にしないと間に合わないということになりかねません。
100万円を超えるクレジットカード現金化はクレジットカードを分けるため、引落日の残高チェックも欠かせません。
クレジットカードの支払が期日通りにできないと信用情報に登録されます。毎月クレジットカードの利用があると支払状況は登録されているため、信用情報を照会すれば過去2年間の状況はわかってしまうのです。
支払が単に遅れるだけなら信用情報に登録されるだけで済みますが、支払ができずに滞納になってしまうと話がずいぶんとややこしいことになります。最悪の場合ブラックリストとして登録され、その事績が5年間消えないということになりかねません。
新規の申込ができないだけではなく、更新の際にも信用情報は照会されるため、更新ができなくなります。特に新規発行の際は有効期限が短いため、多額のクレジットカード現金化を見越して新規発行をした場合は、その努力が早々に無駄になりかねません。
最近はデビットカードが普及しており、たいていの店舗でデビットカードの利用ができるためクレジットカードが使えなくても日常生活で困るようなことはありません。
しかし、クレジットカード現金化はデビットカードでは成立しません。毎月の支払を確実にすることは必須です。

決済日までに資金準備を

最低条件としてクレジットカードの支払日までに資金準備をすることは必須です。
もちろん決済日を見越して計画的に資金準備をすることも大切ですが、事業用資金を準備する際には必ずしも定期的にお金が入ってくるとは限りません。得意先の決済日に合わせて資金計画を立てることになるでしょう。
また、サラリーマンの方が何らかの理由で多額のクレジットカード現金化をする際には注意が必要です。人によって違いがあるので一概に言えませんが、毎月の給料が100万円単位でもらえる人は多くないはずです。
最長でも2か月程度しか締日から決済日までの期間はないので、資金計画をクレジットカード現金化の前に立てておく必要があります。
お金が必要だから仕方ないというのではなく、支払日まで視野に入れた計画をしておかないとクレジットカードの支払日にどうしようと慌てることになります。
支払日に銀行口座に資金がなければ決済されませんし、資金的なめどが立たなければ督促をされても支払ができません。信販会社から督促をされたり、事情を聴かれたりした際にクレジットカード現金化を誤魔化しきることはできないでしょう。
最悪の場合、債務整理をすることになりますが、クレジットカード現金化はカード規約違反なので相手の対応が厳しくなり、通常であればスンナリ通るであろう任意整理などでも波乱が起こる可能性は否定できません。

1か月ごとの目標を作ろう

このような事態にならないようにするためには、特に資金的な目処がない限り1か月ごとの資金確保目標を設定することが必要です。資金確保の目標は、現実的にできる目標である必要があり、たぶんできるだろうという希望的観測は危険です。
実際に確保できない場合にどうなるかは改めて言う必要はないでしょうが、2か月しかない支払猶予期間でいかにして資金を確保するかは非常に大切です。特に100万円を超えるクレジットカード現金化はそのことがより一層言えるでしょう。
ちなみに換金率97%と仮定した東京大阪間の新幹線回数券でクレジットカード現金化をする場合、回数券が82,140円のため、買取額は79,675円となります。100万円のクレジットカード現金化をする場合には、13冊買う必要があるでしょう。
この回数券を13冊買うと合計で106万7,820円になります。この金額を2か月間で準備しなければいけないのです。1か月で53万円、1週間で13万円強を準備する必要があるのです。この事実は重いですが、実行する必要があります。
とはいえ、事業主の方であれば別として、サラリーマンの方がこのような金額を確保するのは難しいのではないでしょうか。
親類などからお金を用立てて欲しいと頼まれてクレジットカード現金化をするのであれば、返済見込の有無を確実に見極めないと自分が被害を受けます。
親類関係などは大切ですが、お金の話は別だと割り切り、クレジットカードで確実に返済してくれる見込みがない限り断らなければいけません。

返済遅延は致命傷

クレジットカードの支払遅延はすでに述べた通り、自分にとって致命傷になります。
ブラックリストに載ったとしてもデビットカードで生活はできますが、クレジットカードしか受け付けないガソリンスタンドやネットのプロバイダーなどは存在します。
また、ブラックリストが解消した後も、その間にクレジットカードなどの利用が全くないと信用情報の内容が不自然になります。今のご時世にクレジットカードなどの利用を5年間全くしていない人は珍しいでしょう。不審に思われて審査上不利になるのです。
また、支払遅延で一番怖いのは信用情報だけではなく、信販会社の取り立てです。
当然のことですが、支払が遅れると信販会社は泣き寝入りなどしません。支払計画を立てることを求めてきたり、何に使ったかを確認したりします。クレジットカード現金化をしていたことはバレるでしょう。
最悪の場合、給与の差押などの手段で債権を回収します。この際、ただ単に利用額だけの回収ではなく延滞利息なども同時に回収されます。給与の差押をされると努めている会社にも迷惑がかかります。場合によっては解雇されることもあるのです。
給与の差押をされかねない事態に陥ったら、迷わず債務整理をするべきですが、このような事態にならないようすることが一番大切ではないでしょうか。
単に信用情報に不利な情報が登録されるだけでは済まないということは知っておかなければいけません。

リボ払い化は避けよう

多額のクレジットカード現金化をすると、返済ができないためリボ払いにすればいいじゃないかと思いがちです。非常に簡単に支払の問題が解決するためベストの選択と言われることもありますが、そうとは限りません。
クレジットカード現金化は換金をした際に請求額と換金額に差があることでわかる通り、利息に相当する部分の負担を既にしています。リボ払いにすると上乗せで手数料の支払が必要になるので返済額が多くなるばかりか返済期間も長期化します。
また、100万円単位のクレジットカード現金化をすると、使用したクレジットカードの利用限度額付近までシッピング枠を利用していることになるでしょう。つまり、それらのカードは当分使うことができないのです。
生活資金の支払に利用しているクレジットカードであれば、支払口座の変更などをする必要があり面倒なことになります。手続が間合わなければ支払ができなくなるため更に厄介です。
例えば携帯電話が支払不能になると携帯電話業界のブラックリストに登録されて新規契約などができなくなります。
クレジットカードを利用して生活することが一般的となっているため、カード利用ができなくなってしまうことはかなりの不便とリスクを背負うことになります。できるだけ避けたほうが賢明です。
そもそも一括払いで支払いきれない金額をクレジットカード現金化で調達すること自体無理があるのであり、最初からすべきではなかったのです。クレジットカード現金化をするにあたり、安易にリボ払いをすることは危険だということも知っておくべきでしょう。

2回目の現金化

クレジットカード現金化で避けるべきことの一つに「2回目の現金化」が挙げられます。
これはクレジットカード現金化を使った人が自己破産などに陥るパターンなのです。つまり何度もクレジットカード現金化をするものの、換金率が低いため、どこかで支払しきれなくなるのです。俗に自転車操業と言われるものです。
ある程度換金率が高い新幹線回数券や信販会社のギフトカードであっても、2回繰り返すと1割以上の支払が必要になることが多いです。
金券をクレジットカードで買いすぎると信販会社からマークされるからと、もっと換金率が低いクレジットカード現金化の専門業者に依頼したりすると換金率が80%から85%のため2回繰り返すと3割から5割増しの決済をしなければいけないことになります。
資金繰りが簡単に破たんするであろうことはすぐにわかると思います。
しかし、100万円単位のクレジットカード現金化をする場合、そのようなことを言っていられないことがあります。とはいえ、危険が多いリボ払い化とするのも問題です。
この場合、計画的に2回目のクレジットカード現金化をする必要があるでしょう。
しかし、本来すべきではないことをするのですから、慎重な計画を立てる必要があります。
具体的にはクレジットカードの分散化や2回目のクレジットカード現金化の金額は1回目より大幅に減らすというような話です。
もっとも、危険が多いことは間違いありません。金額が大きなクレジットカード現金化であっても、極力クレジットカード現金化は1回で完了させるべきであり、2回目はやむを得ない場合に危険を承知でするものなのです。

本来はすべきではないけれど

クレジットカード現金化は1回で完了させることが原則です。こうすることで信販会社からも特に怪しまれることになく、次回のクレジットカード現金化もスムーズに進めることができるでしょう。
万が一の資金繰りを担保するためにクレジットカード現金化を利用している自営業者の方にとっては、このようなことは非常に大切なはずです。
しかし、100万円を超えるようなクレジットカード現金化をする場合には、ある程度リレー方式で返済額を分割する必要が生じます。ただし2回目のクレジットカード現金化は換金率にもよりますが、最低でも半分以下に留める必要があります。
もし、換金率が低いクレジットカード現金化の専門業者に依頼する場合は、換金率が低いので2回目には3割から4割程度しか繰り越してはいけません。半分も繰り越してしまうと、差額相当額が非常に多くなってしまい危険性が高くなります。
本来すべきではないことをやむなくするわけですから、慎重にすることは当然として、金額も必要最低限にしなければいけません。

使うカードは変えよう

2回目クレジットカード現金化の注意点として、信販会社を最初の現金化とは変える必要がある点が挙げられます。1回目のクレジットカード現金化でも信販会社を分散することが必要だと述べましたが、2回実行するとやはり怪しまれます。
そのため、別の信販会社のクレジットカードを利用すべきですが、クレジットカード現金化をした直後に資金繰り計画を立てて、1回では無理だと判断したら、その段階で2回目用にクレジットカードを申し込む必要があります。
先ほども述べましたが、クレジットカードを申し込んだ直後に多額の利用をすると信販会社も警戒しますから、申込後に少し一般的な利用をしてからクレジットカード現金化のために多額の買い物をしたほうがベターです。
信販会社は探せばいっぱいありますから、組み合わせを考えればいいのですが、1回目の決済直前に支払い切れないから別のカードを申し込もうとしても間に合わないことが多いです。
信販会社にもよりますが、最近は不正利用を警戒しているのか、審査が終わってから実際にクレジットカードが手元に来るまでの期間がずいぶんと長く、1週間程度かかることもあります。
傘下の百貨店などにカウンターがあるセゾンやエポスのように即日発行ができるケースもありますが、ほとんどの信販会社は手元にカードが来るまでに時間がかかります。
2回目のクレジットカード現金化をするのであれば早めの対応が必要だという一つの理由です。

支払日と締日の関係で差が生じる

では2回目のクレジットカード現金化を必要とした場合、どんなカードを選ぶ必要があるのでしょうか。
支払日と締日の関係により、スムーズで有利な支払リレーができますから、クレジットカード選びは気を使う必要があります。
まずクレジットカード現金化の鉄則として、締日直後に買い物をする必要があります。そのため、1回目のクレジットカード現金化に使用したクレジットカードの支払日前日が締日直後に当たるカードがベストです。
もちろんそんなに都合がいいカードを探すことはできないでしょうから、支払日のちょっと前に締日が到来するカードを探せば大体間違いがないと言えるのではないでしょうか。
2回目のクレジットカード現金化も100万円を現金化するわけではないので、カードは1枚か2枚でいいはずです。できる限り1枚で済ませるようにしたいものです
2回目のクレジットカード現金化で必要とする資金を算定し、その金額に見合うだけのクレジットカード現金化をすることになります。
現金化により換金した資金を決済口座に入金すればいいのですが、カード決済日直前になると思いますから、振込で支払をしてくれたり、その場で現金でもらえたりするような換金をする必要があります。

組み合わせを考えよう

組み合わせの選定には気を使う必要がありますが、まずは支払日の前に締日が到来するカードを探すことが第一です。
1回目のクレジットカード現金化にセゾンカードを利用した場合、セゾンカードの支払日は4日なので月末締めのカードを探すことになります。
幸い月末締めのカードは非常に数が多いので、探すとしてもさほど苦労をすることはないでしょう。
JCBやMUFGカードのように支払日が10日のカードを使って1回目のクレジットカード現金化をしたならば、5日を締日とすることもできるトヨタカードやライフカード、又はニコスカードがいいでしょう。
セゾンカードのように締日の翌々月に支払日が到来するカードを利用すると、違うセゾンカードを安易に利用したくなるものです。特にセゾンカードはセゾンカウンターで申込めば即日発行ができるので更にそう思いがちです。
しかし、先ほど述べた通り信販会社を重複させることは危険が伴います。
信販会社も1回目のクレジットカード現金化では確認しなかったり、電話確認をしても形式的な質問だけだったりしても、2回目の現金化をするときには1回目の利用店舗などがわかるため、どうも怪しいと思われることがあります。
リスクは最低限にすべきなのです。安易に信販会社を同一にすることは危ないことだと考えたほうが賢明です。

リボにしなくても支払繰延できる

このようにクレジットカード現金化を大きな金額でしようとすると、支払方法をどうしようかと迷うことになります。
既に述べた通りリボ払いにすることは危険が多いのですが、もし自分が生活用として使っていないカードを利用したり、クレジットカード現金化はもうしないと言ったりするのであればリボ払いも問題はないではないかと思われるかもしれません。
しかし、リボ払いのデメリットはそれだけではなく、通常の買い物であっても支払期間が延びることによるリスクがあったり、繰上返済がしにくいというデメリットがあったりします。
信販会社がリボ払いを優遇するキャンペーンを実施していることから、いかにリボ払いがおいしい取引かと何となくわかると思うのですが、それが利用者にとってもありがたい話かどうかは別問題です。
とはいえ、リボ払いにもメリットはあります。
支払期間が延びますから、100万円を超えるような高額の買い物をしても支払不能になる心配がありません。実際には複数のクレジットカードに分割しているので、そんなに多額な支払にはなりませんが、支払不能を避けることができるのは大きなメリットです。
また、リボ払いの手数料率は信販会社によって差は多少あるとはいえ、大体年利16%程度です。この利率をクレジットカード現金化で実行することは非常に困難です。
金券で一番有利と言われる信販会社のギフトカードでも買取率は97%です。2か月間の支払猶予期間があるとはいえ、年利換算で18%です。大手消費者金融並みの金利だとはいえ、リボ払いの方が有利だと言えます。
では、実際にどうなのでしょうか。

どちらが有利か?

このようにリボ払いにはメリットもデメリットもあります。
リボ払いにすることで信販会社のキャンペーンに乗ることもできるため、クレジットカード現金化をした際に最初からリボ払いにしてしまう場合もあるようです。
利率については何度も現金化を繰り返すことを考えれば、リボ払いの方が絶対に有利だと言い切る人が多いことも当然でしょう。
とはいえ、リボ払いには支払が長期化しがちだという根本的な問題点があります。
これは消費者金融を利用するか、リボ払いがいいかという問題と同じですが、消費者金融のカードローンのように返済を自由自在にできるようなことはリボ払いではできません。借金をするということは一つのリスクなのであまり好ましくないでしょう。
また、カードローンにも共通する事ですが、毎月の支払額が少額なので支払をしていることを忘れてしまいがちだということも問題点として挙げられます。
もっとも、大型の液晶テレビのようにずっと使い続けるようなものであったり、海外旅行費用などで分割払いを予定したりする場合はリボ払いでも問題はないと言えるかもしれません。
しかし、クレジットカード現金化は、一種の借金であり金券を買ったりしてもそれはすぐに売却してしまうものです。何も残らないものの代金を延々と支払うことは支払を続ける意思が続かないというリスクがあります。
これは、自分が毎月リボ払いの支払を続けているという意識があるからこそ、支払を忘れることがないということであり、クレジットカード現金化のためにリボ払いをした場合は、そのうち支払自体を忘れてしまい、事実上放棄したような事態になりがちです。
リボ払い自体をやめたほうがいいというだけの理由に留まらず、クレジットカード現金化にリボ払いを併用しないほうがいい理由があるのです。

数字だけならリボが有利

もちろん先ほど述べたとおり、単に数字だけを比べればリボ払いの方が有利だと言えるでしょう。
しかし、計画的に2回でクレジットカード現金化を終了させることができるなら、リボ払いは使わないほうがいいのです。
計画的に支払を終わらせるためにプランを立て、そのプランを実行するために行動することがクレジットカード現金化を終わらせる原動力になります。
また、リボ払いは金利面だけで見れば有利かもしれません。しかし先ほど述べたとおり、支払期間が長期化しがちなので結局支払額が多くなりがちです。
リボ払いを使いすぎるとぬるま湯に浸かっているようなもので、結局手数料が膨大になると言われることも少なくないのですが、数字面だけで考えると判断を誤ることも少なくありません。

目途がたつなら現金化リレー有利

このようにリボ払いをクレジットカート現金化で利用する事は避けたほうが賢明です。
実際にクレジットカード現金化をする際には、2回程度で支払の目途が立つならば現金化をリレーにしたほうが最終的な支払額も少なくなるし、すっきりと終わらせることができます。このことは次回以降に再度クレジットカード現金化をする際にも有利です。
とはいえ、どうしても2回で終わらないと言う場合は、リボ払いの選択をしたほうがいいかもしれません。もっとも、100万円ものクレジットカート現金化は2枚から3枚のクレジットカードを利用しているでしょうから、すべてリボ払いにすることはないでしょう。
できる限りリボ払いを避けるとともに、1枚でも多くのクレジットカードを完済させることが大切ですが、すべては無理だというのであれば資金繰りとともに検討をして、どのカードの利用額をリボ払いにするか決めることになるでしょう。
この際、今後のことも考え、支払期間が一番長いものを優先的に支払ったほうがいいでしょう。例えば、月末締めのセゾンカードとオリコカードを利用し、どちらかをリボ払いにするならば、有利なセゾンカードを完済してオリコをリボ払いにするのです。
こうすることで、オリコカードのリボ払いが継続している間に、次回のクレジットカード現金化をする必要が生じたとしても、セゾンカードを利用する事で有利に対処することができます。
リボ払いをしたカードは、利用枠が減るので当分使うことができません。そのため、メリットのあるカードを優先的に支払をしてショッピング枠を元に戻すのです。

借金は早く完済しよう

このようにして2回目のクレジットカード現金化を実行するかリボ払いにするかを決めることになります。とはいえ、どちらにしても借金なので早く返してしまったほうがいいことは間違いありません。
リボ払いであっても、サービスセンターなどに連絡することで繰上返済は可能です。ただし、銀行引落の請求をするタイミングがあるため、いつでもOKというわけではない点や、コールセンターの電話の繋がりにくい時間があるという点は考慮すべきでしょう。
借金をしていることは一つのリスクです。
自営業の方であれば改めて言うまでないでしょうが、サラリーマンの方であっても、現在もらっている給料が永遠に続くわけではないことは知っておくべきでしょう。
最近はシャープや東芝のように、一時期は飛ぶ鳥落とす勢いの大企業が没落してリストラを検討したり、ボーナスカットという事態になったりします。公務員の給料も大地震の後は一時的ながら下げられています。
現在の収入が永続するわけではないと考えれば、返済が義務になる借金を続けることは大きなリスクだと分かるのではないでしょうか。
借金は早めに返済したほうがいいのです。

複数人での資金調達

多額の資金調達をする場合、その理由として何人かで共同利用するような支払が理由であったりします。
例えば、サークルなどで大きな備品を買う場合に、誰か一人だけに借金を背負わせることができないものの、販売店もツケ払いを取り扱ってくれないというような場合です。このような場合にはクレジットカード現金化を何人かでするメリットがあります。
一人で100万円のクレジットカード現金化をすることは、計画をしっかり立てなければいけないというだけではなく、精神的にも大きな負担になりますが、複数人で分担するならば負担も軽くなるのではないでしょうか。
同じ人の名義でクレジットカード現金化をするわけではないので、信販会社も少額だからと見逃してしまったりすることが多くなります。つまり、リスクが減るのです
このようにできるならば多人数で協力してクレジットカード現金化をしたほうがいいです。単に信販会社のリスクをされることができるだけではなく、支払不能のリスクも分散することができます。
もともと共同利用するものであれば、分担金のような形でメンバーが支払うのが筋でしょうから、このような方法の方が好ましいと言っていいでしょう。

みんなで現金化

このようにみんなでクレジットカード現金化をすることは、それぞれのメンバーが独自にするより大きなメリットがあります。
まず、クレジットカード現金化において大切な要素である換金物の選定についてメンバー間で情報共有することができる点です。
みんながマチマチに換金をすると、ある人は金券で有利に換金したのに、別のメンバーはブランドバッグで不利になったということがあり得ます。
最悪の場合、詐欺師まがいのクレジットカード現金化専門業者に引っかかってしまい、資金が集まらないという場合もあり得ます。
このようなことを避けるために、みんなでいい方法を探すことが可能になります。また、有利な換金率で買取をしてくれる買取業者を探すこともみんなですれば効率よくできるでしょう。
クレジットカード現金化は、基本的に一人ですべてのオペレーションをするものだと考えられがちです。あまりいいイメージもないことから、共同でやろうと考えることすらないかもしれません。しかし一人より複数人でやった方が効率的にできることもあるのです。

100万の現金化も複数人なら小口にできる

100万円をクレジットカード現金化で調達するというと、かなり大仰に聞こえます。
実際に計画的にやるとしても、複数枚のクレジットカードで何件もの店舗を回って買い物をするわけですから大変です。しかし、3人で同じことをするのであれば、1枚ずつで済むでしょう。金銭的にも精神的にも負担は少なくなるはずです。
クレジットカード現金化は、もともと10万円単位の資金調達をするための手段です。事情によっては100万円単位のクレジットカード現金化も必要になりますが、結構大変です。面倒だからと手間を省くとどこかで問題が生じる可能性もあります。
そう考えると、必要な調達額が100万円単位であっても小口化することができれば非常に都合がいいです。
より現実的なクレジットカード現金化を実行することができるのです。

カードリーダーを申し込もう

クレジットカード現金化を複数人で行う場合、カードリーダーを申し込む方法が考えられます。自分がクレジットカードの代理店となってしまうのです。
現実的ではないような話にも思えますが、最近は手数料率が低くて簡便なカードリーダーを利用した決済代行業者があります。名前を聞いたことがあるかもしれませんが、Squareという会社です。
サークルの会費をクレジットカード払いで支払うことができると、メンバーも都合がいいですし、会計担当者も変に現金を持つ必要がないため気が楽です。手数料が3.25%かかりますが、これこそ必要経費でしょう。
サークルの内容にもよりますが、もし何らかの「稼ぎ」ができるような内容であれば、事業活動をして運営費に充てることもできるのではないでしょうか。顧客となる人もクレジットカードで決済ができれば喜ぶでしょうし、利便性が上がれば売上も上がります。
また、備品などの購入で資金が必要であれば、このリーダーでクレジットカード現金化をすれば資金調達が可能です。究極のクレジットカード現金化と言えるのではないでしょうか。
金券など買わなくてもよく、サークルの特別会費のような形で徴収すればいいのです。手数料率が低いSquareならではの離れ業と言えるかもしれません。

事業化も視野に入れよう

クレジットカード現金化の専門業者は、だいたい80%から85%の換金率でクレジットカード現金化を引き受けています。しかし、最近常識やぶりの90%程度の高換金率を宣伝する事業者が表れています。
詐欺師かと思いきや、そのようなことはなく事業としてクレジットカード現金化をしているのです。実際に現金化をやってもらった人も多いようで、ネットの書き込み記事でも好意的な記事が多くのサイトで見られます。
もちろんこのような事業は規約違反です。ただし、違法ではないでしょうから、自分たちでもやってみる価値はあるかもしれません。
サークルなどによってはブログを作成していることもあり、そこに「お金に困った人相談ください」などと書き込みすればヒットする可能性があります。一時的な資金立替であり、90%程度の換金率で宣伝すれば有利だと判断してくれる人も多いでしょう。
このようにしてカードリーダーを導入するだけで、サークル自体を事業化することが可能です。
とんでもないことを言っていると考える人もいるかもしれません。しかし、実際に小規模な商売を始めた人がSquareを導入してカード決済ができるようにして好評だという例は多くあります。
サークルで買った備品を使って事業化し、サークルの運営資金とすれば活動も積極的にできるようになるでしょう。クレジットカード現金化はサークルの活性化に寄与する可能性も秘めているのです。

まとめ

クレジットカード現金化はあまり大きな金額でするものではありません。
しかし、場合によってはちょっと大きな金額を調達する必要があります。
本当はこのような借入は消費者金融や銀行でした方がいいのでしょうが、金額が大きくなると金融機関は信用がないと言ってなかなか貸してくれません。結果として審査の必要がないクレジットカード現金化に頼ることになります。
クレジットカード現金化は、一般的に信販会社や消費者庁が大宣伝しているように危険な取引ではありません。詐欺師が存在するため、クレジットカード現金化の専門業者を利用する際には注意する必要がありますが、大体見分けは付くでしょう。
ただし、クレジットカード現金化をする以上、支払日に支払遅延が起きないようにすることが大切です。支払遅延は信用を落としますし、次回以降のクレジットカード現金化にも支障があります。
末永くクレジットカード現金化ができるように最低限の対応はしておきたいものです。